クルクルちゃん TOPに戻る

Since 1997.1.1
CONTENTS

雀鉄BLOG
 軽便鉄道模型製作記


大盛飯
 金属恵比須御用達写真サイト


出張めし
 サラリーマンの昼飯日記

INPRESSIONS
 随時更新 

パチモン怪獣図鑑
 更新停止中 

大洋ホエールズ
 更新停止中 

MY BOOKMARKS
 2010/07/06 

CALENDER
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECENT COMMENT
イチオシ
qrcode
TEXT STYLE
幡野広志さんの文章を読む。
写真家であり、狩猟家でもある、幡野広志さんの写真展が終わった。
「写真や狩猟以外のこと」で話題になっている幡野さんであるが、それについては敢えて言及しない。


で、その彼が「写真展が終わって」と題して書いたnoteが、非常に印象的であった。考えさせられるキイワードがたくさん並んでいる。久しぶりに、たっぷりと読み込み、色々な思いに馳せた文章であった。興味と時間のあるかたには、是非一読をお勧めしたい。

https://note.mu/hatanohiroshi/n/n1f8563feba4b


「知らないことを嘲笑するのではなく、教えてあげればいいのだ。僕は知識マウンティングにはもううんざり。」


今のSNSを見ていて強く感じる事だが、本当に知識マウンティングしてくる人が多い。それも以前は、いわゆる「教えてちゃん」に対して「ググレカス」と突き放すことが多かったのだが、まず、「教えてちゃん」が激減している。安易にググれるようになった結果、ネットの知識だけで知ったようになり、それを吹聴する人がとても多くなっているのだ。

従って、何か知らない人が勘違い発言をすると、「それは違いますよ」というのではなく、「こんなことも分からないのかググレカス」みたいな言い方になってきているのだ。ところが、その人の知識はウィキペディアに書いてあることの受け売りなので、元のウィキペディアが間違っているとおりの説明をしたりする。そこを指摘すると逆切れしてくる。みたいな流れが多くて、本当にウンザリする。

或いは、聞いてもいないのにいきなり「〇〇は▲▲なんです!このくらい常識です」みたいなマウンティングをしてくる。冗談めいて書いた事に、「それは違います」なんてマジレスしてくる痛い人も多いし、読解力が無い故に、とんでもない勘違いをしてマウンティングしてくる人が如何に多いことか。

これって何なんだろうなあ?

知識的に上位に立つことで、優越感を得るということなんだろうか。ウィキペディアで得たにわか知識を披露して何が楽しいんだろうね?とにかく、そういう人が多いのには困ったもんだ。


「日常的に肉を食べているのに狩猟や屠殺を批難するワガママボディーの存在だった。」


ベジタリアンでもないのに、狩猟や屠殺(どうでもいいけど屠殺が一回で変換できないFEPって何なんだよ)を非難する人はとても多い。いきなりステーキは喜んで食べるのに、牛を殺すなんて可哀想と平気で言う。
自分が食べている肉がどういう工程で生産されているのか理解できていないのだろう。いや、理解する必要を感じていないのだ。想像力の欠如でもあるし、興味のない事に関心がないだけでなく、そういう知識を受け入れようとしない。一旦信じた事は嘘でも信じ込んでしまう。だから、放射脳とか原発ガー、フクシマガー、みたいな人間になってしまうのだな。こういう人たちも目立つようになってきた。ハッキリ言って、人間が劣化してきているとしか思えない。


「写真…というよりもカメラに関心が高い層が訪れることが多いので、カメラは何を使っているのですか?撮影方法は?プリンターは?という聞かれて一番つまらない質問の洪水で消耗させられた。」


あはは、友人にこのタイプがとても多いので苦笑するしかない。
官能的なヌード写真見ても、「周辺が流れてますね」とか「パープルフリンジ出てるの酷い」とか言う。そんなとこ見ないで、ちゃんとおっぱい見ろよ!!って言いたくなるよ。

これは、「表現者」ではない「撮影者」がアマチュアに多いという事でもある。「何を撮りたいか」ではなく、「オレの高いレンズはこんな風に解像するんだぜええ」というのを見せたいだけの写真。
アマチュアにはそういう写真を撮る人が物凄く多いのだね。だから、「表現者」の写真展を見ても、そこに何も感じることなく、機材やプリンタにしか興味を示さない。

まあ、ワタシもカメラ機材には興味があるし、そういう観点は否定しないから、ただただ苦笑するしかないんだが、確かに表現者にとっては「一番つまらない質問」なんだろうな、と思う。

ただし、厳しい事を言うならば、そんな人たちでも、まず見た途端に何か感じるような写真を撮りたいものである。一番詰まらない質問をされないような努力も重要だと思うのだ。永遠の課題でもある。


「写真を撮っている人ほど、写真を見るのが下手だったりする。そもそも写真を見せるのは難しい、同じ写真でも添える文章で見え方が180度変わるほど不安定なものだからだ。」


私は自分の拙い写真ブログでは、なるべくキャプションを入れないようにしている。文章が見かたを変えてしまうんだね。見た通りに感じて欲しいのなら、文章は最低限にすべきだと思うが、本当に見る人によって写真の印象が変わってしまうので、そこが面白いと思う反面、とても怖いことでもある。


「ネットでしつこく批難してきても、手間とお金を払ってまで批難しには来ないのだ。ネットの匿名性を利用してお気軽に相手を罵れるからこそ、しつこく批難してくる。」


ほんとこれ。気に入らない奴を叩くのはネットなら無料だからね。SNSは、他人を非難する文章を書くときには課金されるようにしたらいいと思うよ。金払ってまで批判するようなヤツはいないでしょう。

***

ひとつの文章で、これだけ色々な事を考えさせられることは、あまりない。それだけ幡野さんの感性が私に響く部分が多かったという事と、表現者として常に真摯に考えているからこそ出てくる文章なのだな、という事を痛感させられた。

私もこういう文章を書いていきたいものだと思う。

 
| 【写真】 | 09:43 | comments(0)
その知識、本当に正しいですか?
写真家、荒木経惟のモデルを長年務めていた、KaoRiさんというかたの告発記事を読む。

https://note.mu/kaori_la_danse/n/nb0b7c2a59b65

カメラマンの端くれとしては、非常に考えさせられる文章。

首尾一貫してアラーキーが貫いている、被写体に入れ込まないっていう姿勢は正しいのだけれど、それが逆にこういう反発を生むこともあるのだな。
もしも公私混同してドロドロになっていたらどうなっていたのだろうか?などと考えてしまった。

モデルさんときっちりとした契約を結んでいないのは完全に写真家側の落ち度だし、この世代の無頼派はそんな人たちばかりだし、写真家に同情できる部分はほぼ無いのだけれど、アラーキーをして「ミューズ」とまで言わしめた彼女と、まるで信頼関係が構築出来ていなかったというのは、驚きを通り越して呆れるほかない。

私はアラーキーのヌード写真はあんまり評価していないので、このモデルさんの写真にもそんなに感じるところは無かった。彼はエロ写真家になったのが大失敗だと思う。

出世作の「さっちん」とか、笑顔の人たちの写真とか、普通に人を撮る事に長けているカメラマンなのに、なぜエログロに拘り続けたのか。そこが分らない。

花の写真を、非常にエロチックに撮影した技術には驚嘆したし、この写真家の技量は半端ではない。そこは理解しているが、ヌード写真だけは何故かすべてダメだった。その理由の一端が分ったような気がした。

このモデルさんには、多くの同情を禁じ得ないが、完全な恨み節で終わっていないところに、少しだけ救いを感じる。


| 【写真】 | 18:44 | comments(0)
プログレアイドルを撮影してみる。

昨日は、地下アイドルというジャンル(になるのかな?)の方々を撮影させて頂きました。
キスエク(xoxo(Kiss&Hug) EXTREME)という名前のグループで、プログレアイドルというニッチな路線を行ってるようです。

情報がオフィシャルサイトくらいしか拾えなかったので、調べるのに手間がかかりましたが、元々、xoxo(Kiss&Hug)キス&ハグという名前で2015年に結成されたようです。その後、メンバー総入れ替えで、EXTREMEという名前が付いて現在に至る、みたいな感じですかね?

この業界、サイクルが短いんですねえ。僅か3年で全とっかえとか、芽が出ずに辞めちゃう子も多いんでしょうねえ。まあ、正直、アイドルという肩書だけで売るなら賞味期限は短いと思いますし。でも、プログレアイドルなら40歳近くまで出来るぞ!(参考:稲益嬢)

4人組のユニットで、それぞれピンク、赤、緑、水色のパーソナルカラーを持っています。戦隊モノみたいですな。

場所は目黒の鹿鳴館。このハコに来るのは何年ぶりでしょう?月禿の騎士を撮った時ですから、2007年、11年前ですね。うわあ。

イープラスのAさん企画による取材の撮影なので、同行は金属恵比須の高木リーダー。彼が文章を書いてイープラスの情報サイトSPICEに掲載されますので、興味のあるかたは、そちらの記事も参考にしてください。

さて、開演前にメンバーの取材を行いましたので、その時のショットを1枚だけご披露致します。



高木君が異質だよなあw

ライブレポートは高木君の名文に譲るとして、感じた事など。

お客さんのノリ、というか盛り上げ方が素晴らしい。ステージ見てないで他の客を盛り上げてる人も居たりして、妙に感心しました。
お客さんの年齢層も、20代から50代っぽい人まで居て、割とバラエティーに富んでいます。中心は30代ですかね?

プログレアイドルと名乗るだけあって、曲が長いw 歌詞にそれっぽいのが多い、曲も変拍子があったりして、まさしくプログレ風なんですが、日本のインディーズプログレを積極的に見ている層のお客様は、見事に一人もいませんでした。私も高木君も知り合いゼロ。やっぱりアイドルファンのかたが中心なんでしょうね。まー、プログレファンに、縦ノリはキツイしねえ。

バックバンドはQuiというプログレバンドで、カンタベリー風のインストバンドでした。演奏は流石に上手かったです。割とインディーズ系のプログレの人の知り合いも増えてきているんですが、失礼ながら全く存じ上げませんでした。彼らのファンのかたが居たかもしれないですね。でも、私も高木君もカンタベリー系とは縁が薄いので、知り合いがいなかったのは、そのせいかもしれません。

撮影はゲネプロを正面から。本番はお客さんの波に呑まれそうだったので、2階のゲスト席から撮影させて貰いました。これは正解だったと思います。アイドル撮影は初めてだったので、割と苦戦しました。ライティングも難しいですね。ライブは本当にキツイです。

終了後、一杯やりながら今後のスケジュールをAさん、高木君と打ち合わせ。「雀坊さんは四人の中で誰が気に入りましたか?」と訊かれましたが、こういう取材の場合、カメラマンは好き嫌いを考えると写真にモロに出ちゃうんですね。だから、アイドルグループの撮影では、あまり好き嫌いとかは考えずに、極めて公平に撮ることを心がけています。それでも、写真映りの良い子とか悪い子とか、タイミングとか照明とか、なかなか均等に撮るのは難しいものです。

写真は、明日からボチボチ公開の予定。


 

| 【写真】 | 17:38 | comments(0)
日曜日は戦国恵比須。
10月14日は鉄道記念日、じゃなくて吉祥寺のシルバーエレファントで金属恵比須のライブがありました。

スタッフは12時半に現地集合。荷物を搬入して、まずは機材のセッティングです。
今回はマスヒロさんの銅鑼を持ち込みで使います。デカい重たい。それ以外はいつものステージより少なめかな?ダブルネック無いしね。



大道具の目玉、「武田の幟」をセッティング中。これはプリントではなくて、わざわざ染色したという本格的なもの。今回一番コスト掛かってたりします。映えるといいなあ。



大道具のセッティング中に、別室ではラジオの収録が。別途公式告知があると思いますが、12月に放送されるそうです。ほぼ1時間金属恵比須の独占番組になるとか。



チャイナシンバルをセット中のマスヒロさん。今回はセカンドソロアルバムの先行発売もあるので、気合入りますね。



ライブレポート担当の矢沢君。彼も高木君や稲益さんの同級生です。彼らと一緒に仕事していると、同級生になった気分?(笑)
レポートはいつもの通り、イープラスに掲載される予定です。



15時からリハーサル開始。新曲を中心に。今回、新曲が多いので大変です。今回は、リハーサルと言っても、稲益さんの衣装以外ほぼ本番と同じです。













秀貴君のギターソロもあるよ。「高木君よりギター上手いですから」というのは本人の弁w



スタッフを使って前説のリハも。残念ながら本番では高嶋さんは間に合わず、アンコール前に出て頂きました。



シルエレのスタッフさんも頑張ってくれました。幟のライティングが凝っていて超カッコイイ!



入口にも幟をセットして準備完了。



何故か鎧武者が!



階段の途中で待ち受ける鎧武者。この人だれ?w いよいよ入場開始です。



<この後の写真は、いつもの通り写真ブログのほうで順次ご紹介します>

**以下、カメラマン備忘録&反省点&気づいた事**

前回、階段途中で真正面から撮影したので、今回は少し振って踊り場にカメラセッティング。リハの時は問題なかったが、本番で稲益さんとマスヒロさんが被ってしまった。斜め位置はこれがあるので怖い。

前回は広角手持ち、望遠三脚で望遠側の歩留まりを良くした。今回は広角三脚で、定点撮影を重視。定点は動画でも良かったなと後で思った。それならコンデジでもいいかな。

機材トラブルでピントが追い込めず、ピンボケや露出の大幅外しなども起きてしまった。SD書き込みエラーも多発。さすがにサブ機の5Dがヘタってきている。そろそろ買い替えかなあ?

画角は28mm〜300mmくらい欲しい。10倍ズームもあるけれども、入門用のレンズなので出てくる絵に不安がある。今の24-105mmとタムロン70-300mmの2本体制で問題ないのだが、そうするとボディは最低でも6Dクラス2台にしたい。6Dマーク2用にお金を貯めるか。

もう少し前に出られれば望遠側はそんなに必要ないので、24-105で充分なのだが、やはり椅子席直後くらいの位置で撮るべきか。それならば24-105と純正の70-200でもいいか。

お客さんが撮影した写真も多く拝見させて貰ったが、やっぱり近い位置だと良い写真が撮れている。シルエレはステージと客席の段差が無いので、かぶりつきで撮影すると後ろの人が見られなくなってしまうので、それがジレンマになっている。前列で中腰1時間は体力的にもう無理。色々考えないとダメだね。

いつもは効果的な写真が撮れる、ステージから客席に向かっての4本のピンスポットライトが、今回に限って光線の向きが直撃で、逆に撮影しづらかった。踊り場はNGかな?これもリハーサル時に、もっと確認が必要。

6DのサーボAFはかなり有効なのだが、ライブだと逆に動く事があり、その対策には1点スポットAFにするほうが良い。今回その設定を忘れてしまった。次回気を付ける。あと、AF追い込みの練習をもうちょっと。

今回の「幟」は物凄く写真映えがするので、これは定期的に使っていきたい道具。何種類か用意すると良いかもしれない。

高木君のセミアコの青、稲益さんとマスヒロさんの衣装の赤、秀貴君の黄色、宮嶋君のモノトーンと、衣装のカラーバリエーションも良かった。このあたりはステージ映えにも影響があるので、トータルコーディネイトも必要かな?

前半は動ける余裕もあったが、遅れてきたお客さんの何人かが階段で見るようになってしまい、最後は身動きが取れず。開場前はなるべく下に降りて貰うよう誘導できたが、それも限界があるね。ただ、人数的にはこれくらいでMAXかも。前回よりは余裕があったように思う。

ライブそのものの感想などは、写真と一緒に写真ブログのほうに書きます。


| 【写真】 | 12:42 | comments(2)
ライブ撮影の課題
一昨日は、いつもの金属恵比須ライブを吉祥寺シルバーエレファントで。

このライブハウスはステージと観客席の間にあまり隙間が無く段差も低いので、客席前で撮影するとかなり邪魔になる。両袖にはデカいスピーカーが鎮座しているので袖から撮影していると耳が死ぬ。100名ほどで満員になるが、満員状態だと身動きが取れず後方からの撮影は定点で行うしかないという、カメラマン泣かせのハコである。

今回、腰の状態が悪いので中腰の姿勢が取りづらく、2バンではあるが2時間半ぶっ通しで撮るのはかなり辛い、という事で、思い切って最後方から撮影することにした。

階段中ほどに三脚を据え、固定カメラを1台。もう1台に望遠レンズを付けて手持ちという体制。

趣味が多すぎてカメラに回す金が無く、ボディの1台は10年落ちの初代EOS5Dであるが、こいつが意外と良く撮れるので、今回は固定カメラとして使用した。しかし、ISO1600上限は流石に厳しいかな。固定側を6Dにして手持ちを5Dでぶん回したほうが面白い写真が撮れたかもしれない。

手持ちは6Dにタムロンの70-300mm。タムロンは暗いと赤が飽和して変な色になっちゃうのがアレなんだが、RAWで撮るわけにもいかず、永遠の課題でもある。純正70-200mmでも良いんだが、最後方となるとやはり300mmは欲しい。
サブカメラに7Dを用意して70-200mmという手もあるかなあ。でも暗いとAPS−Cは結構ダメなんだよね。このあたりは今後の検討課題。

金属恵比須というバンドはプログレジャンルでありながら、メンバーの動きが個性的で激しいので、左手のギターと右手のキーボードが同時にカッコいいアクションを取っている時に、真ん中でボーカルが決めポーズを取るという感じで、あちらを撮ればこちらが撮れずという状態が頻発する。逡巡していると全部撮り逃がすという悲劇すら起こりうる。リハと本番でも全然動きが違うので、リハに準じて追いかけるとアドリブの良いシーンが撮れないという、まあ、ライブ撮影してれば誰でも陥るジレンマの多いバンドである。

全引きで撮れば、その辺りは逃さなくなるけれどもダイナミック感は減る。定点だと絵面も面白くない。そこらへんの駆け引きが難しいところだ。

芸術的写真を目指すか、ライブレポート的な記録写真を残すかでも、撮影スタイルは大きく変わる。金属恵比須の写真は、どちらかと言えばライブレポート寄りの写真を目指すようにしているので、なるべく総花的に撮ることを心掛けているが、反面、写真に自分が出しにくい。ところが、他のかたの撮影された写真と自分の写真を見比べてみると、毎回、ああ、これは自分の写真だなあと思い返す事が多いので、もはや「業(ごう)」のようなものかもしれない。そこからの脱却が次の課題でもある。

少し上から俯瞰で撮るのは意外と楽で、その意味では今回、随分助かった。6DのISO12800にも随分助けられたが、その分「止まり絵」が多くなってダイナミックさには欠ける。実はブレブレの中で1点だけ止めるみたいな写真のほうが自分らしいのだが、自己満足と紙一重の世界なので、そこは毎回葛藤がある。

今回の写真の中で、お気に入りの1枚。宮嶋君のジャンプが上手く撮れた。



階段中ほどに固定台のようなものがあって、ここにカメラを置くと取りまわしが良かったが、ステージ全体を写そうとすると、屋根がカブる。そこで客席側を入れると今度は下が余る。なかなか難しいね。フロア最後方に脚立を置いて、その上で撮影するのが一番良いかなあ?とも思った。色々と撮り甲斐のあるライブハウスだ。

もっとも、ソールドアウトになるのは結構珍しい感じで、ガラガラの客席の事も多いみたいなので、それはバンド次第ということか。金属恵比須も最初の頃は後方に余裕あったしね。伝説の2月8日(大雪)の時は縦横無尽に動けたので、たまには観客40人くらいに絞ってオール着席のライブにしても良いかなとか、勝手な事を思う。(それだとチケット代上げるか、物販頑張らないとねえ)

今回、予約で100名だったそうだが、階段あたりにも10人くらいのお客さんがいた。当然ドリンクは頼めないので、ちょっと可哀想な感じ。100人は多いかなあ?と思ったが、これを90人にしても何人かは階段で見たのではないかと思う。

シルエレはトイレが残念な感じなので、それを気にしてドリンクが頼めないという人も居たし、そもそも混んでいてドリンクどころではないという感じだったので、このあたりは箱ともども、改善の余地を感じた。

ライブ終了後、メンバーとスタッフ総勢で打ち上げを行ったが、打ち上げの写真が撮れなくてすいません。ライブの時は全精力使い果たしちゃうんだよね。今回も後半の集中力切れが目立った。幾つか撮り逃したシーンもあって残念。次の課題は集中力と体力増強だな。腰も早めに回復させなくては。

金属恵比須ライブの模様は、こちらをご覧頂きたく。

http://jumbow.blog51.fc2.com/



| 【写真】 | 13:10 | comments(0)
さっちん



荒木経惟氏といえば、今更説明するまでもない写真家だが、彼のデビュー作である「さっちん」は、第1回太陽賞受賞後、そのネガが紛失してしまうという今では考えられない事件が発生し、新潮社から発行されている写真集は、全てアウトテイクで編集されていた。

今回、復刊ドットコムの企画によって、太陽賞掲載の雑誌から逆起こししたオリジナル版が出版されることになった。一票を投じた者としては、この出版はかなり嬉しい。

全32ページのA4変形本である。ネガ起こしではないので、写真は少し甘い感じだが、これは仕方ない。

50年前の東京。その下町に住む「さっちん」と呼ばれる男の子を中心としたスナップである。

全ての写真の表情が素晴らしい。

だが、現在では、こういう写真を素人写真家が撮影し、公開するのはとても難しい事になってしまった。肖像権とは何か。子供を撮影することとは何か。そんな余計な事をつい考えてしまうのだが、写真を見ている間は、そんな詰まらない事は全て忘れてしまった。

いつかは自分もこういう写真を撮りたいと思っていたが、それは無理な話という事になりそうである。


| 【写真】 | 11:36 | comments(0)
撮影ロケ
昨日は、撮影の仕事で千葉へ。

千葉県某所に集合して、車で1時間半ほど走って目的地へ。

途中、竹岡ラーメンという地元の有名なラーメンを食べたのですが、新福菜館のラーメンの九条ネギを玉ねぎみじん切りの八王子風に変えた感じのラーメンで、なかなか美味でした。

チャーシューメン 750円



目的地は木更津の近くの海岸で、潮干狩りなどで有名だそうです。昨日は、自衛隊木更津航空隊で基地祭をやっており、CH-47が4機編隊で上空を飛び回るという美味しいオマケが付いていたのですが、望遠レンズを持ってこなかったので、それなりの写真を撮ったのみ。まあ、これが目的ではありませんので。

昼過ぎからロケハンしつつ撮影を行って日没まで。
ここは日の入りを見物する観光客も多いようで、夕方になると沢山の車が集まって来ました。

撮影の内容は、現時点では公開できないので書けませんが、なかなか良い写真が撮れたのではないかと思っています。

撮影後、依頼主のお宅にお邪魔して奥様の手料理を御馳走になるなど、過分なおもてなしをして頂きました。ありがとうございました。

写真は、春になったら公開出来るでしょう。

久々の撮影ロケで、今日は全身が筋肉痛(苦笑)
| 【写真】 | 09:35 | comments(0)
渡辺英明さんのこと。
写真家で、飲み友達でもあった朋友の渡辺英明氏が亡くなった。
くも膜下出血で、突然のことであった。

ホームグラウンドの中野の居酒屋「ときのん」で、写真展を開催中の、衝撃的な話であった。今でも、悲しいというよりも狐につままれたような感覚しかない。

英明さんといえば、まだ新聞社の専属カメラマンだった時代に、初めてときのんに来たという日にお会いしているのだが、その時は自信なさげで、何故かとてもいじりやすい感じの人であった。
後年、私にいじり倒されたのを冗談交じりに恨みがましく話してくれたのだが、私は滅多に他人をいじるような事はしない。ましてや初対面の人である。それほどいじりやすかったというのは、彼の人柄のなせる技なのだろう。

その、どちらかというと頼りない感じの彼が豹変したのが、初めての写真展であった。「ときのん」の壁面をいっぱいに使っての展示。「苛つく街」シリーズの嚆矢である。
それまで、どちらかというと素人臭い展示しか無かったときのんギャラリーを一気に格上げし、ギャラリーとしての地位を確立させたのは、まさに英明さんの仕事である。

あれには私も触発されて、これまで4回の写真展を開催するに至った。そのパワーの多くは英明さんに貰ったような気がする。

私は人間を撮るのが好きで、ストリートスナップを中心に撮影していたのだが、肖像権問題等で、そういった写真が撮れなくなり、写真に情熱を失いつつあった。そんな時に彼の写真を見たのだが、彼の写真は、都会のごみごみした風景を撮っていながら、まったく人間が入っていなかった。
人は撮らないという、私とは真逆の考え方であった。しかも綺麗な風景写真というわけではない。どちらかといえば汚く、ゴミゴミしていて、まさに苛つく風景を切り取っていた。それがとても新鮮で、なるほどと思ったものである。

英明さんの写真理論については、みんなで奥多摩合宿に行ったときに拝聴したのだが、彼は酔っぱらっていて、その日の演説を全く覚えていなかったりした。翌日、「そんな事言ってましたあ?」とか言われたときにはズッコケたものだ。そんなところも彼らしいと言えば彼らしいのだが、泥酔したときに吐露する写真への情熱は本物だったような気がする。

その後、私はスナップ写真への情熱をどんどん失い、唯一の対象として「バンド撮影」を選び、今はそれを中心にした活動だけに縮小しているのに対して、英明さんは会社を辞め、写真家として独立し、何回か定期的に個展を開くなどして、どんどん上昇気流に乗っていった。

その矢先の出来事である。

俺より若いのに死ぬんじゃねえよクソボケ!

***

訃報を書くにあたり、遺影を載せようかと思ったが、馬鹿写真しかなく、折角持ち上げて書いてやったのに、一気に彼の品格を貶めることになってしまうので、掲載を見送ることにする。そのあたりも何か最後まで英明さんらしい気がした。

天国でも酒飲み過ぎて失敗するんじゃないよ!
| 【写真】 | 08:53 | comments(0)
後藤マスヒロさんのホームページ
人間椅子というバンドの二代目ドラマーに、後藤マスヒロという人がいた。

人間椅子のアルバム、羅生門にサポートで参加した後、頽廃芸術展から正式加入。
以後、二十世紀葬送曲、怪人二十面相、見知らぬ世界、修羅囃子の4枚のアルバムを作成したのち、2003年に脱退。
その後、プログレバンドのGERARD、新世界などに参加していたが、パーマネントなバンド活動は殆どしていなかった。

手数の多いドラムスタイルで、チャイナシンバルなどを巧みに操るパワフルな技巧派ドラマーで、お気に入りのドラマーの一人であった。

内核の波というインディーズバンドの写真を撮るようになって、メンバーと親交を深めるようになった後、キーボードの高木大地君の結婚式二次会を見に行ったとき、その場で結成された貴金属恵比須というバンドで、何と後藤マスヒロさんがドラムで参加することになり、驚いたのを覚えている。

その後、縁あって金属恵比須のライブ写真をオフィシャルカメラマンとして撮影させて貰うようになった。

ドラムの諸石和馬君がシギーJr.というバンドでメジャーデビューすることになり、彼の推薦で、後任のサポートドラマーとして後藤マスヒロさんが参加することになった。

20年前に大好きだったバンドのドラマーが、今、友人のバンドに参加しているというのは中々信じがたい事である。

今回、その、後藤マスヒロさんのホームページに、私の撮影した写真を使って貰えることになった。光栄の至りである。写真やってて良かったなあ。

マスヒロさんのホームページはこちらです。

http://gotomasuhiro.wix.com/drummer-masuhiro

 
| 【写真】 | 21:25 | comments(0)
金属恵比須ライブ!
昨日は金属恵比須のライブでした。

12時過ぎに集合、いつもより機材が少な目だったので、ステージ上が広く感じます。
これ、ステージ上がっても大丈夫だな?という事で、今回はステージに上がって写真を撮ることにしました。(実は最後の最後まで逡巡しました)

他のバンドのメンバーもやってきて、順次リハーサルをしていきます。

あっという間に6時になって開演。

オープニングは「COALESCE(コアレス)」。元内核の波のドラマー、吉田慎吾君のバンド。
クロスオーバーっていうかフュージョンというか、そういう感じの音。変拍子を使っているのがプログレテイストを感じさせます。エレキ三味線の人が入っていて、この人が結構上手いので驚きましたが、藤井黎元さんという津軽三味線の第五代日本一の称号を持っている人なんだそうな。凄いねえ。

続いて「鵺(ぬえ)」。こちらも元内核の波のフルート、鈴木和美さんのバンド。
今回は、内核の波の出身者を中心にして同窓会っぽく開催されたイベントなのです。
独特の暗い世界観みたいな感じの中で、殆どMCもなくストイックに演奏していました。唯一、和美さんの「イギリスのライブイベントに一緒に行ける人募集!」コーナーが丸で違う雰囲気で和みましたが、お相手は見つかったのかな?

そして久々に見た、日比谷カタン。相変わらずのトークと素晴らしい演奏に圧倒されまくり。特に平沢進メドレーには痺れました!吉本さくらちゃんのほうが好みだな(意味不明)出待ちっ出待ちっ出待ちっ出待ちっ。

そしてトリは我らが金属恵比須!
100人近い観客で凄い熱気。スモークの出が物凄く、写真が撮れないくらいに真っ白になってしまい、ここで吹っ切れました。だってステージに上がらないとピント合わないんだもの。
汗だくで撮影した写真を、順次写真ブログにアップしていきますので、興味のあるかたは是非ご覧ください。

***

で、ここから撮影備忘録。

相変らず撮影しにくいライブハウスです。カメラマンの移動がしにくいのと、機材が多いので邪魔なモノがステージ上にゴロゴロしているのが金属恵比須の特徴です。そこでどうしても定点撮影になりがちなのが困りもの。ここシルバーエレファントでの撮影も6回目くらいになるので、そろそろマンネリ化してきました。

これを打破するには、ステージに上がるしかない。というわけです。如何にオフィシャルカメラマンとはいえ、ステージに上がる事に抵抗はありましたが、ここは記録のため。前方の席の方々には大変ご迷惑をお掛けしましたので、この場を借りてお詫び致します。
その分、良い写真が撮れました。ありがとうございました。

それと、前回から試していたストロボ撮影を今回も試してみました。直射だと光が当たり過ぎて素人写真みたいになっちゃうのですね。そこで、光を天井に当ててバウンス撮影するのですが、それでも意図したような光になりません。
TTLを辞めて光量を落とすと、そもそもの目的である5Dの感度不足を補うためのストロボという位置づけが無意味になります。そこで、ストロボを斜め後ろに向けて照射し、間接光を使おうという手法にしました。これが見事に当たり、今回良い写真が撮れましたので、これは常用していきたいところです。もうひとつ隠し技があるのですが、これは企業秘密(笑)

一方、新兵器6D。ISO12800まで使える安心感は流石の最新型フルサイズ。ただし5Dに比べて大きく露出を外す事がある点と、AFが甘い時があるのが少々不満。こういうとこがキヤノンの中級機の手抜きなんだよ昔っから変わってねえんだよ本当にニコンに乗り換えるぞこら。

今回は50mmF1.8も帯同しましたが、ちょっと画角が合いませんでした。20mmF2.8くらいのレンズが欲しいところです。

次回は高円寺のライブハウス。初めての会場なので、どんな感じに撮れるか楽しみです。


 
| 【写真】 | 22:03 | comments(0)
| 1/10PAGES | >>


ご意見、ご要望は、こちらまで




雀坊堂関連サイト - ゆきうぇぶ


コレクションとカメラの雀坊堂