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ライブ撮影の課題
一昨日は、いつもの金属恵比須ライブを吉祥寺シルバーエレファントで。

このライブハウスはステージと観客席の間にあまり隙間が無く段差も低いので、客席前で撮影するとかなり邪魔になる。両袖にはデカいスピーカーが鎮座しているので袖から撮影していると耳が死ぬ。100名ほどで満員になるが、満員状態だと身動きが取れず後方からの撮影は定点で行うしかないという、カメラマン泣かせのハコである。

今回、腰の状態が悪いので中腰の姿勢が取りづらく、2バンではあるが2時間半ぶっ通しで撮るのはかなり辛い、という事で、思い切って最後方から撮影することにした。

階段中ほどに三脚を据え、固定カメラを1台。もう1台に望遠レンズを付けて手持ちという体制。

趣味が多すぎてカメラに回す金が無く、ボディの1台は10年落ちの初代EOS5Dであるが、こいつが意外と良く撮れるので、今回は固定カメラとして使用した。しかし、ISO1600上限は流石に厳しいかな。固定側を6Dにして手持ちを5Dでぶん回したほうが面白い写真が撮れたかもしれない。

手持ちは6Dにタムロンの70-300mm。タムロンは暗いと赤が飽和して変な色になっちゃうのがアレなんだが、RAWで撮るわけにもいかず、永遠の課題でもある。純正70-200mmでも良いんだが、最後方となるとやはり300mmは欲しい。
サブカメラに7Dを用意して70-200mmという手もあるかなあ。でも暗いとAPS−Cは結構ダメなんだよね。このあたりは今後の検討課題。

金属恵比須というバンドはプログレジャンルでありながら、メンバーの動きが個性的で激しいので、左手のギターと右手のキーボードが同時にカッコいいアクションを取っている時に、真ん中でボーカルが決めポーズを取るという感じで、あちらを撮ればこちらが撮れずという状態が頻発する。逡巡していると全部撮り逃がすという悲劇すら起こりうる。リハと本番でも全然動きが違うので、リハに準じて追いかけるとアドリブの良いシーンが撮れないという、まあ、ライブ撮影してれば誰でも陥るジレンマの多いバンドである。

全引きで撮れば、その辺りは逃さなくなるけれどもダイナミック感は減る。定点だと絵面も面白くない。そこらへんの駆け引きが難しいところだ。

芸術的写真を目指すか、ライブレポート的な記録写真を残すかでも、撮影スタイルは大きく変わる。金属恵比須の写真は、どちらかと言えばライブレポート寄りの写真を目指すようにしているので、なるべく総花的に撮ることを心掛けているが、反面、写真に自分が出しにくい。ところが、他のかたの撮影された写真と自分の写真を見比べてみると、毎回、ああ、これは自分の写真だなあと思い返す事が多いので、もはや「業(ごう)」のようなものかもしれない。そこからの脱却が次の課題でもある。

少し上から俯瞰で撮るのは意外と楽で、その意味では今回、随分助かった。6DのISO12800にも随分助けられたが、その分「止まり絵」が多くなってダイナミックさには欠ける。実はブレブレの中で1点だけ止めるみたいな写真のほうが自分らしいのだが、自己満足と紙一重の世界なので、そこは毎回葛藤がある。

今回の写真の中で、お気に入りの1枚。宮嶋君のジャンプが上手く撮れた。



階段中ほどに固定台のようなものがあって、ここにカメラを置くと取りまわしが良かったが、ステージ全体を写そうとすると、屋根がカブる。そこで客席側を入れると今度は下が余る。なかなか難しいね。フロア最後方に脚立を置いて、その上で撮影するのが一番良いかなあ?とも思った。色々と撮り甲斐のあるライブハウスだ。

もっとも、ソールドアウトになるのは結構珍しい感じで、ガラガラの客席の事も多いみたいなので、それはバンド次第ということか。金属恵比須も最初の頃は後方に余裕あったしね。伝説の2月8日(大雪)の時は縦横無尽に動けたので、たまには観客40人くらいに絞ってオール着席のライブにしても良いかなとか、勝手な事を思う。(それだとチケット代上げるか、物販頑張らないとねえ)

今回、予約で100名だったそうだが、階段あたりにも10人くらいのお客さんがいた。当然ドリンクは頼めないので、ちょっと可哀想な感じ。100人は多いかなあ?と思ったが、これを90人にしても何人かは階段で見たのではないかと思う。

シルエレはトイレが残念な感じなので、それを気にしてドリンクが頼めないという人も居たし、そもそも混んでいてドリンクどころではないという感じだったので、このあたりは箱ともども、改善の余地を感じた。

ライブ終了後、メンバーとスタッフ総勢で打ち上げを行ったが、打ち上げの写真が撮れなくてすいません。ライブの時は全精力使い果たしちゃうんだよね。今回も後半の集中力切れが目立った。幾つか撮り逃したシーンもあって残念。次の課題は集中力と体力増強だな。腰も早めに回復させなくては。

金属恵比須ライブの模様は、こちらをご覧頂きたく。

http://jumbow.blog51.fc2.com/



| 【写真】 | 13:10 | comments(0)
さっちん



荒木経惟氏といえば、今更説明するまでもない写真家だが、彼のデビュー作である「さっちん」は、第1回太陽賞受賞後、そのネガが紛失してしまうという今では考えられない事件が発生し、新潮社から発行されている写真集は、全てアウトテイクで編集されていた。

今回、復刊ドットコムの企画によって、太陽賞掲載の雑誌から逆起こししたオリジナル版が出版されることになった。一票を投じた者としては、この出版はかなり嬉しい。

全32ページのA4変形本である。ネガ起こしではないので、写真は少し甘い感じだが、これは仕方ない。

50年前の東京。その下町に住む「さっちん」と呼ばれる男の子を中心としたスナップである。

全ての写真の表情が素晴らしい。

だが、現在では、こういう写真を素人写真家が撮影し、公開するのはとても難しい事になってしまった。肖像権とは何か。子供を撮影することとは何か。そんな余計な事をつい考えてしまうのだが、写真を見ている間は、そんな詰まらない事は全て忘れてしまった。

いつかは自分もこういう写真を撮りたいと思っていたが、それは無理な話という事になりそうである。


| 【写真】 | 11:36 | comments(0)
撮影ロケ
昨日は、撮影の仕事で千葉へ。

千葉県某所に集合して、車で1時間半ほど走って目的地へ。

途中、竹岡ラーメンという地元の有名なラーメンを食べたのですが、新福菜館のラーメンの九条ネギを玉ねぎみじん切りの八王子風に変えた感じのラーメンで、なかなか美味でした。

チャーシューメン 750円



目的地は木更津の近くの海岸で、潮干狩りなどで有名だそうです。昨日は、自衛隊木更津航空隊で基地祭をやっており、CH-47が4機編隊で上空を飛び回るという美味しいオマケが付いていたのですが、望遠レンズを持ってこなかったので、それなりの写真を撮ったのみ。まあ、これが目的ではありませんので。

昼過ぎからロケハンしつつ撮影を行って日没まで。
ここは日の入りを見物する観光客も多いようで、夕方になると沢山の車が集まって来ました。

撮影の内容は、現時点では公開できないので書けませんが、なかなか良い写真が撮れたのではないかと思っています。

撮影後、依頼主のお宅にお邪魔して奥様の手料理を御馳走になるなど、過分なおもてなしをして頂きました。ありがとうございました。

写真は、春になったら公開出来るでしょう。

久々の撮影ロケで、今日は全身が筋肉痛(苦笑)
| 【写真】 | 09:35 | comments(0)
渡辺英明さんのこと。
写真家で、飲み友達でもあった朋友の渡辺英明氏が亡くなった。
くも膜下出血で、突然のことであった。

ホームグラウンドの中野の居酒屋「ときのん」で、写真展を開催中の、衝撃的な話であった。今でも、悲しいというよりも狐につままれたような感覚しかない。

英明さんといえば、まだ新聞社の専属カメラマンだった時代に、初めてときのんに来たという日にお会いしているのだが、その時は自信なさげで、何故かとてもいじりやすい感じの人であった。
後年、私にいじり倒されたのを冗談交じりに恨みがましく話してくれたのだが、私は滅多に他人をいじるような事はしない。ましてや初対面の人である。それほどいじりやすかったというのは、彼の人柄のなせる技なのだろう。

その、どちらかというと頼りない感じの彼が豹変したのが、初めての写真展であった。「ときのん」の壁面をいっぱいに使っての展示。「苛つく街」シリーズの嚆矢である。
それまで、どちらかというと素人臭い展示しか無かったときのんギャラリーを一気に格上げし、ギャラリーとしての地位を確立させたのは、まさに英明さんの仕事である。

あれには私も触発されて、これまで4回の写真展を開催するに至った。そのパワーの多くは英明さんに貰ったような気がする。

私は人間を撮るのが好きで、ストリートスナップを中心に撮影していたのだが、肖像権問題等で、そういった写真が撮れなくなり、写真に情熱を失いつつあった。そんな時に彼の写真を見たのだが、彼の写真は、都会のごみごみした風景を撮っていながら、まったく人間が入っていなかった。
人は撮らないという、私とは真逆の考え方であった。しかも綺麗な風景写真というわけではない。どちらかといえば汚く、ゴミゴミしていて、まさに苛つく風景を切り取っていた。それがとても新鮮で、なるほどと思ったものである。

英明さんの写真理論については、みんなで奥多摩合宿に行ったときに拝聴したのだが、彼は酔っぱらっていて、その日の演説を全く覚えていなかったりした。翌日、「そんな事言ってましたあ?」とか言われたときにはズッコケたものだ。そんなところも彼らしいと言えば彼らしいのだが、泥酔したときに吐露する写真への情熱は本物だったような気がする。

その後、私はスナップ写真への情熱をどんどん失い、唯一の対象として「バンド撮影」を選び、今はそれを中心にした活動だけに縮小しているのに対して、英明さんは会社を辞め、写真家として独立し、何回か定期的に個展を開くなどして、どんどん上昇気流に乗っていった。

その矢先の出来事である。

俺より若いのに死ぬんじゃねえよクソボケ!

***

訃報を書くにあたり、遺影を載せようかと思ったが、馬鹿写真しかなく、折角持ち上げて書いてやったのに、一気に彼の品格を貶めることになってしまうので、掲載を見送ることにする。そのあたりも何か最後まで英明さんらしい気がした。

天国でも酒飲み過ぎて失敗するんじゃないよ!
| 【写真】 | 08:53 | comments(0)
後藤マスヒロさんのホームページ
人間椅子というバンドの二代目ドラマーに、後藤マスヒロという人がいた。

人間椅子のアルバム、羅生門にサポートで参加した後、頽廃芸術展から正式加入。
以後、二十世紀葬送曲、怪人二十面相、見知らぬ世界、修羅囃子の4枚のアルバムを作成したのち、2003年に脱退。
その後、プログレバンドのGERARD、新世界などに参加していたが、パーマネントなバンド活動は殆どしていなかった。

手数の多いドラムスタイルで、チャイナシンバルなどを巧みに操るパワフルな技巧派ドラマーで、お気に入りのドラマーの一人であった。

内核の波というインディーズバンドの写真を撮るようになって、メンバーと親交を深めるようになった後、キーボードの高木大地君の結婚式二次会を見に行ったとき、その場で結成された貴金属恵比須というバンドで、何と後藤マスヒロさんがドラムで参加することになり、驚いたのを覚えている。

その後、縁あって金属恵比須のライブ写真をオフィシャルカメラマンとして撮影させて貰うようになった。

ドラムの諸石和馬君がシギーJr.というバンドでメジャーデビューすることになり、彼の推薦で、後任のサポートドラマーとして後藤マスヒロさんが参加することになった。

20年前に大好きだったバンドのドラマーが、今、友人のバンドに参加しているというのは中々信じがたい事である。

今回、その、後藤マスヒロさんのホームページに、私の撮影した写真を使って貰えることになった。光栄の至りである。写真やってて良かったなあ。

マスヒロさんのホームページはこちらです。

http://gotomasuhiro.wix.com/drummer-masuhiro

 
| 【写真】 | 21:25 | comments(0)
金属恵比須ライブ!
昨日は金属恵比須のライブでした。

12時過ぎに集合、いつもより機材が少な目だったので、ステージ上が広く感じます。
これ、ステージ上がっても大丈夫だな?という事で、今回はステージに上がって写真を撮ることにしました。(実は最後の最後まで逡巡しました)

他のバンドのメンバーもやってきて、順次リハーサルをしていきます。

あっという間に6時になって開演。

オープニングは「COALESCE(コアレス)」。元内核の波のドラマー、吉田慎吾君のバンド。
クロスオーバーっていうかフュージョンというか、そういう感じの音。変拍子を使っているのがプログレテイストを感じさせます。エレキ三味線の人が入っていて、この人が結構上手いので驚きましたが、藤井黎元さんという津軽三味線の第五代日本一の称号を持っている人なんだそうな。凄いねえ。

続いて「鵺(ぬえ)」。こちらも元内核の波のフルート、鈴木和美さんのバンド。
今回は、内核の波の出身者を中心にして同窓会っぽく開催されたイベントなのです。
独特の暗い世界観みたいな感じの中で、殆どMCもなくストイックに演奏していました。唯一、和美さんの「イギリスのライブイベントに一緒に行ける人募集!」コーナーが丸で違う雰囲気で和みましたが、お相手は見つかったのかな?

そして久々に見た、日比谷カタン。相変わらずのトークと素晴らしい演奏に圧倒されまくり。特に平沢進メドレーには痺れました!吉本さくらちゃんのほうが好みだな(意味不明)出待ちっ出待ちっ出待ちっ出待ちっ。

そしてトリは我らが金属恵比須!
100人近い観客で凄い熱気。スモークの出が物凄く、写真が撮れないくらいに真っ白になってしまい、ここで吹っ切れました。だってステージに上がらないとピント合わないんだもの。
汗だくで撮影した写真を、順次写真ブログにアップしていきますので、興味のあるかたは是非ご覧ください。

***

で、ここから撮影備忘録。

相変らず撮影しにくいライブハウスです。カメラマンの移動がしにくいのと、機材が多いので邪魔なモノがステージ上にゴロゴロしているのが金属恵比須の特徴です。そこでどうしても定点撮影になりがちなのが困りもの。ここシルバーエレファントでの撮影も6回目くらいになるので、そろそろマンネリ化してきました。

これを打破するには、ステージに上がるしかない。というわけです。如何にオフィシャルカメラマンとはいえ、ステージに上がる事に抵抗はありましたが、ここは記録のため。前方の席の方々には大変ご迷惑をお掛けしましたので、この場を借りてお詫び致します。
その分、良い写真が撮れました。ありがとうございました。

それと、前回から試していたストロボ撮影を今回も試してみました。直射だと光が当たり過ぎて素人写真みたいになっちゃうのですね。そこで、光を天井に当ててバウンス撮影するのですが、それでも意図したような光になりません。
TTLを辞めて光量を落とすと、そもそもの目的である5Dの感度不足を補うためのストロボという位置づけが無意味になります。そこで、ストロボを斜め後ろに向けて照射し、間接光を使おうという手法にしました。これが見事に当たり、今回良い写真が撮れましたので、これは常用していきたいところです。もうひとつ隠し技があるのですが、これは企業秘密(笑)

一方、新兵器6D。ISO12800まで使える安心感は流石の最新型フルサイズ。ただし5Dに比べて大きく露出を外す事がある点と、AFが甘い時があるのが少々不満。こういうとこがキヤノンの中級機の手抜きなんだよ昔っから変わってねえんだよ本当にニコンに乗り換えるぞこら。

今回は50mmF1.8も帯同しましたが、ちょっと画角が合いませんでした。20mmF2.8くらいのレンズが欲しいところです。

次回は高円寺のライブハウス。初めての会場なので、どんな感じに撮れるか楽しみです。


 
| 【写真】 | 22:03 | comments(0)
金属恵比須リハーサル!
昨日は、7月11日のライブに向けて、金属恵比須の最終リハーサルでした。
演奏曲目は7曲。新曲もありーの、新兵器(?)ありーの、なかなか良い感じに仕上がっています。

新人ドラマー電撃加入!!



新兵器テルミン!!



ぼちぼち写真ブログに上げて行きます。
7月11日は、乞うご期待!!
| 【写真】 | 10:13 | comments(0)
このドレス、青ですか白ですか?
今日、ネットで話題になった画像。
このドレス、青く見えるか白く見えるかって話。



正解は、青地に黒っぽい柄だとのこと。
ところが、多くの人が白地に金に見えたようです。

では、何で白地に金に見える人がいるんでしょうか?

それは情報と経験値の問題です。

我々は、写真を見るときに単純な判断をしません。
上の写真を見た時、まず、背景が飛んでいることに気づくでしょうか?

写真撮影の経験のある人や、絵の勉強をした人ならば、これは逆光で撮った写真ではないかと思います。
その場合、前景の衣装には影が出来るという事を経験的に知っています。

ですから、この写真に見える青ではなく、もう少し明るい布地ではないかと思うのです。
画像のトーンを上げてみました。こうすると、白地に金模様の衣装に見えますね。



さらに言及します。衣服のデザインや衣料に関わる仕事をしている人は、経験的に、この手のデザインの衣装は白地に金のものが多いという事を知っています。

例えばこの人(笑)



艦これの雲龍さんですが、まさに白地に金の衣装です。まあ、こういう感じだと思うわけです。その思い込みと、逆光写真には影が出来るという知識から、この衣装は白地に金、という風に見えるわけです。

でも、実はこれにはもっと大きなトラップがあります。
最初から、この写真を見た時に、「この衣装は青地に黒ですか?白地に金ですか?」と聴いているのです。それは情報操作に他なりません。
何の予備知識もなくて見れば、「青く見える」人と、「逆光っぽいからここまで青くないんじゃない?」と疑問に思う人の2種類に分かれるはずです。
しかし、設問者が青か白かと断定しているために、「逆光っぽい」と判断した人は、情報操作によって、これを「白」と判断してしまうのです。

そうなると、もう白にしか見えません。一旦白地に金だと思ったら、そういう風にしか見えなくなります。これが人間の錯覚です。

実際には、この写真は逆光ではなく順光で、光がより多く当たっています。従って、トーンを落としてみると、より青くなります。



ここまで青くなると、さすがに「白地に金」には見えませんね。最初の画像がとても微妙な色合いだったからこそ、「影になって白いものが青っぽく見え」る気がしたわけです。本当に白なら、トーンを落としたときにはここまで青くならず、むしろグレーっぽくなっていきます。

この写真が白地に金に見えてしまった人は、まず第一に、
「青か白か」という先入観があり、さらに、写真を見た時に、
「光が後ろから当たっているように見えるので、陰になっている」と思い、
「陰になったとき、白は青っぽく見える。金は茶色っぽくみえる」という事を経験的に知っている人。

という事になります。

錯覚というより、明らかな情報操作です。

私はこの写真を見た時、最初はスマホで見ました。スマホは情報量が少ないので、単純に青だと思いました。
次にパソコンで見た時に、情報量が多くなり、白地に金のように見えました。
それは、明らかに「白く見えますか」という文言に反応してのことです。「何色に見えますか?」と聞かれれば、「青っぽいけど、もう少し薄い色かもしれない」と答えたでしょう。
しかし、つぶさに画像を見ると、単純な陰とは思えない情報が見えて来ました。そこで、むしろこの写真は逆光ではなく、順光で光が当たり過ぎているということに気づきました。その気づきは、写真をやったことのある人なら分ると思いますが、かなり細かいことなので敢えて説明はしません。総合的に判断して、これは青地だと思いました。黒というのは情報量が少なすぎて分りませんでした。

おそらく、「白地に金」と答えた人も、何の先入観もなく「この服何色?」と聞かれたら、「青っぽいけど、もう少し白いかもしれない」と答えたに違いありません。
自分が判断する前に「白地に金」という先入観を与えられてしまったので、そう見えてしまったのです。

しかし、「白地に金」に見えてしまったからといって、それを否定することはありません。それは経験則に基づいての判断だからです。ただ、そこが情報操作であることに気づく必要はあるでしょう。

今、世間ではこのような情報操作が当たり前のように行われています。放射能問題を筆頭に、ありとあらゆる情報操作が氾濫しています。単純に鵜呑みにする事は間違いですが、偏った情報だけを頼りにすると真実から離れて行きます。
常にたくさんの新しい情報をインプットして、一旦決めた考えを柔軟に変化させるような考え方になっていかないと、大きく方向を間違えることになるんだと思います。

 
| 【写真】 | 22:05 | comments(3)
あの頃の軍艦島
軍艦島の写真集は少なくないが、ほとんどが現在の廃墟写真だ。
だが、この写真集は、そうではなく、生きていたころの軍艦島の姿を、そこの住民が切り取ったものである。
独特の町の独特の景色が、モノクロ写真なのにもかかわらず、色鮮やかによみがえってくる。

ほとんどが人を撮ったものだが、活気の溢れる町の活気ある人々の写真が素晴らしい。
唯一、たったひとつの学校が全焼する写真に戦慄を覚えた。
著者による軍艦島の見取り図に、撮影ポイントが記載しており、これを見ながら全体像を想像するのがとても楽しかった。

色々な意味で、今では決して撮影できない写真集である。必見。


あの頃の軍艦島
皆川 隆
4863110812
| 【写真】 | 14:38 | comments(0)
そろそろ本格的に写真を撮り始めますよ。

  こんな暑さでは、くだらない戯言など読むかたもいないと思うので。
 と、思って何か涼しげな写真でも貼ろうかと思いましたが、最近写真撮ってないんですよねえ。いかんなあ。

 来る9月7日に、昨年も撮影させて貰った金属恵比須のライブ撮影を行います。最近、全然写真撮ってないのでリハビリしなくちゃ。その前に親戚の結婚式などもありますので、久々に本格的に写真を撮っていこうと思います。

| 【写真】 | 20:22 | comments(0)
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