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土曜日は金属恵比須のレコ発ライブ!
というわけで、去る9月8日、吉祥寺シルバーエレファントにて、金属恵比須のレコ発ライブが開催されました!
いつもの通り、カメラマン&設営・物販担当で参加しました。カメラマンも総合職採用です。EXCELできます!

今回は、写真撮影の他、新兵器で動画も撮影。その模様は逐次youtubeにアップしていきますので、是非ご覧ください。

昨年に引き続き、躑躅ヶ崎歴史案内隊の鎧武者が2名にパワーアップ。しかも一人はリッチーブラックモア好きという事で、楽しい前説になりました。



伊東潤先生が参加してからは、更に盛り上がりました。「伊東先生の好きなバンドは?」「頭脳警察(即答)」。
まるでお笑い芸人のようですw



そして開演。入場曲が「おんな城主直虎」になっていました。大河狙ってるねえw

内容については、いつもの通り、のちほど「大盛飯ブログ」に写真をアップしますので、そこで解説を入れたいと思います。

1時間半の演奏があっという間に終了。続いて物販&サイン会コーナーです。

本とCDのメディアミックスが一番売れました!大成功じゃないでしょうか?
その他、文庫本だけ買っていくかたも居て、金属恵比須を聴いてから伊東先生の歴史本に興味を持ってくれるようになったら嬉しいなあと思います。

片付けの後、関係者を集めて二次会。
今回のアルバムには随分色々な方々が関わったんだなあ、と痛感しました。

そうそう、キスエクのプロデューサーのOさんから、前回撮影したワンマンライブのDVDを頂きました!私がジャケット写真を撮影しています。キスエクのライブも、なかなか良い出来でしたね。興味のあるかたは是非お買い上げください。



https://twelvenotes.thebase.in/items/10904505




| 【音楽】 | 13:35 | comments(0)
本日発売! 金属恵比須「武田家滅亡」CDレビュー
本日、8月29日に発売された、金属恵比須4枚目のフルアルバム「武田家滅亡」。
筆者は専属カメラマンという立場を利用して、発売前に音源を入手することが出来たので、既に相当聴き込んでいる。そこで今日は、このCDのレビューを書いてみようと思う。例によって相当長いので、興味のない方は(以下略

***

世の中の多々あるロックバンドの中で、4枚目のアルバムというのは中々印象的な作品が多い。

例えば、レッドツェッペリンの4枚目。「フォー・シンボルズ」と呼ばれた何のクレジットもないアルバムは、代表曲である「天国への階段」「ロックンロール」「ブラックドッグ」を含む傑作アルバムだ。

そしてディープパープルの4枚目「インロック」も、それまでの路線からメンバーを変え、ブリティッシュハードロックの雄として人気を鷲掴みにした快作である。え?「ロイヤルフィル」が4枚目?あれはライブアルバムだからね(笑)

プログレに目を転じれば、イエスの4枚目「こわれもの」。リック・ウェイクマンを迎えてベストメンバーでの、言うまでもない代表作!

ジェネシスの4枚目は、大作サパーズレディを含む初期の傑作、「フォックストロット」。

このように、長期的に活動をしているバンドの4枚目のアルバムは、円熟期に入ってメンバーもベストメンバーになり、そこで生まれた傑作アルバムであることが多いようだ。

で、我らが金属恵比須の4枚目のスタジオアルバム、「武田家滅亡」も、これらの前例に引けを取らない大傑作となっている。

なお、今回はKADOKAWAとのメディアミックスという事で、伊東潤作「武田家滅亡」とのコラボレーション企画となっている。幾つかの歌詞を伊東潤本人が担当しており、それも話題のひとつだ。文庫本とCDがペアになったスペシャル版には、購入特典のしおりが付いている。

筆者は単行本時代の初版で「武田家滅亡」を買い(結構話題になったからね)、読んでいたのだが、今回、伊東先生に確認したところ、文庫化に際してかなりの加筆修正を加えているという事だったので、これは買い直さねばならないなあと思っている次第。今回のCD発売に合わせて再度読み直してみたが、月並みな表現しかできないが、非常に面白い本なので、皆さん文庫も是非買って読んでみることをお勧めしたい。

なお、「読んでから聴くか、聴いてから読むか」は皆さんにお任せしたいが、個人的には聴いてから読むと結構入れ込める感じがする。私は聴いてから読みなおしてみたのだが、特に名前付きで楽曲化されている「勝頼」「桂」「内膳」の三人には入れ込んでしまった。

それでは1曲ずつ聞いて行こう。(文中敬称略)


1)新府城

壮大な「武田家滅亡」組曲のオープニング。織田信長との対戦を控えて、交通の要である韮崎に築城した連郭式平山城。難攻不落の城になるはずであったが、この城を作ったがために、無理な出費が祟り部下の造反を生み、しかも撤退時に未完成であったため放棄せざるを得ず、結果的に武田家滅亡に繋がる曰くつきの城でもある。
曲はメロトロンの少々古臭いサウンドで始まる。そこに銅鑼の音が響き、聞こえてくるのは耳なじみのよいフレーズ。
この曲を聴くにあたって、ぜひ、レッド・ツェッペリンの「カシミール」という曲を予習で聴いておくことをお勧めしたい。二倍楽しめることを請け負っておく。
そして、このフレーズは武田の軍勢のテーマソングになっているので、そこも覚えておくと良いだろう。

2)武田家滅亡

あ、いきなり滅亡した(笑)

稲益宏美のラップ調ボーカルが印象的なタイトルナンバー。オフビートのドラムラインに正義のギターリフ。金属恵比須らしくないと言えばらしくないし、これ以上金属恵比須っぽい曲も無いだろうともいえる不思議にキャッチーな曲。

過去の金属恵比須のナンバーと比較しても、ここまで正義っぽいキャッチーなナンバーは少なかった。プログレという足枷が、金属恵比須にメジャー路線のようなサウンドを作らせない縛りになっていたのではないかと邪推するのだが、今回は時代小説のサントラという設定で、その足枷を解いて思い切りメジャー路線、正義のフレーズを惜しみなく出している。こういう曲が出来ると、もう勝ったも同然だよね。

サビの「武田家滅亡!」のフレーズには、ファンの皆さんの声が入っているというサービスっぷり!私は所用で、その時のイベントには不参加。無念!!

3)桂

武田勝頼の妻、「北条夫人」の名前は歴史上には残されていない。伊東潤は、これに「桂」という名を充てた。生まれ元の北条氏側で付けられた法名「桂林院殿本渓宗光」から取ったのであろう。
15歳で勝頼の元に輿入れし、その後夫と兄が敵対。兄を失い、仲の良かった姪も早逝する。一度は入水自殺を試みるも、武田の女として最後まで戦うことを決意し、最後には夫と共にわずか19年の生涯を閉じる戦国の少女の運命を、可憐な音色のアコースティックギターで抒情的に奏でている。組曲中盤の華とも言える名曲である。

プログレでアコギと言えば、ジェネシスのアレとかYESのソレなんかが出てくるわけで、あー、確かにこの流れはジェネシスのアレだなーとか思ってしまったが、そういう邪念を入れなくてもこの曲は名曲ですよ。後半では、キングクリムゾンのトリオなんかも想起させるような感じでキーボードとコーラスが絡んでくる。

演奏は、アコギは苦手という高木大地に代わって、新加入のベーシスト、栗谷秀貴が弾いているのだが、彼の本業はアコースティックギターだそうである。名演奏と言って良いだろう。

4)勝頼

一転して宮嶋健一の怪しいキーボードが唸り、力強いハードロックが始まる。アルペジオのピアノリフに合わせて複雑に絡むキーボード。そこに高木大地のロバート・フリップばりの歪んだギターサウンドが重なってくる。キング・クリムゾンやEL&Pを彷彿とさせる、組曲中一番ヘビーなサウンドは、タイトルも勝頼である。70年代後半のハードなプログレサウンドが好きな人には是非お勧めしたい。特に後半のUKっぽいドラムやキーボードはかなり意識して作ったそうだ。

武田信玄の息子として信玄と比較され、失望され、疎まれる勝頼。決して凡才ではないのだが、天下に謳う傑物の息子としての意地と悲哀を感じる曲である。

楽曲の長さや進行は、大河ドラマの主題歌を想定して作ってあるそうで、そういえば確かにNHKっぽい感じがしないでもない。


5)内膳

曲はそのまま続いて、ミディアムテンポの牧歌的な曲調に変化する。その中を稲益の澄んだボーカルとピアノの音が重なっていく。ストリングスの哀愁を帯びた演奏は、宮嶋のメロトロンだ。メロトロン好きには堪らない響きのオンパレードである。これをオカズにして、ご飯3杯いけるよね?(笑)
凝った音作りは、さすがメロトロンマイスター、宮嶋健一の真骨頂でもある。キングクリムゾンの宮殿のような抒情的サウンドだ。

ちなみに内膳とは武田勝頼の家臣で使番十二人衆の一人、小宮山友晴のこと。一度は放逐されるも、武田家のために策を講じて、何とか復帰する。戦局不利な中、次々と離脱する家臣を後目に、最後まで勝頼と運命を共にする。その哀愁を歌にした曲だが、伊東潤によれば、この歌詞は生み出すのに苦労したそうだ。

ネタバレになるのであまり詳しくは書かないが、伊東潤は本の中で内膳をイケメンに描き、最後に二枚目らしいちょっと良い役を与えているので、そこもお楽しみに。

6)躑躅ヶ崎館

「つつじがさきやかた」と読む。新府城に移る前の、武田家代々が居城した甲斐の国の守護所。逆賊辻弥兵衛に蹂躙され、滅亡を予感しての怪しい不協和音によるピアノ曲。演奏は高木大地。高木は以前、例の佐村河内事件で有名になった新垣隆とピアノ連弾をした事があり、その時の経験が活かされているような気がする。バックに流れる雷鳴の音が不気味である。
最後に「桂」のフレーズが不協和音で再現され、失意のもとに、いよいよ最期の時を迎えるのであった。


7)天目山

辻弥兵衛の謀略、相次ぐ家臣の脱落で、遂に天目山で果てる武田家。遠くから聴こえて来る織田の軍勢の怪しい足音。行進曲風のドラムの中から、高木大地の怪しいギターが響いてくる。このギターとドラムの響きは全く悪役の音だ。後藤マスヒロの面目躍如たる大暴れドラムを堪能頂きたい。そこにリフレインする新府城のフレーズ、武田対織田の対決だ。そしてラストは新府城のフレーズを盛大に。勝頼と桂の自害、そして忠臣内膳も宿敵辻弥兵衛と死を供にしたことによって、武田家は滅亡したのであった。壮大な組曲の完結に相応しいエンディングである。

この曲、何度聴いても、その既視感を拭えなかったのであるが、EL&Pの壮大な組曲「タルカス」の最終楽章「アクアタルカス」を聞くと、もしかしたら楽しい事があるかもしれない。
いや、そういえばあちこちにタルカスっぽいフレーズとか音が組み込まれてるじゃん。このアルバムって、ある意味、金属恵比須版のタルカスなんだねえ。改めて、それを感じてしまった。

この「天目山」までが「武田家滅亡組曲」と言って良いコンセプトになっている。アナログ盤が出るならば、ここまででA面という形になるだろう。続いてB面。

8)道連れ

ここから、昨年4月15日に行われた新曲発表ライブで、アンケート上位に入った3曲プラス1曲が収録されている。まず1曲目は後藤マスヒロ作詞作曲の「道連れ」。80年代のフュージョン/クロスオーバー系のサウンドで、良い意味で金属恵比須らしくなく、どちらかといえば後藤マスヒロのソロアルバム「INTENTION」の流れを汲むサウンドとなっている。しかしながらギターのフレーズや後半の展開などは、明らかに金属恵比須寄りに仕上がっており、「INTENTION」との差を楽しむのも面白いだろう。


9)罪つくりなひと

先日、冗談か本気かよくわからないPVが発表された(笑)。イメージ的にはセカンドシングルかなあ?実は個人的にはヘビーで一番好きな曲である。今回のアルバムの中では一番従来の路線に近いサウンドで、ファンには耳なじみが良いと思う。
あまりにも印象深いPVなので、音が疎かにされがちだが、非常に完成度の高い楽曲だ。途中に入る、栗谷秀貴のアコースティックギターが非常に良い味を出している。高木大地のギターソロも、気負いが抜けてのびのびとした良い演奏になっている。

10)大澤侯爵家の崩壊

宮嶋健一によるピアノ曲。久石譲の「もののけ姫」とか「パリは燃えているか」なんかを彷彿とさせるイメージ。高木の「躑躅ヶ崎館」と聞き比べてみても、各々の個性が出ていて面白い。
タイトルは、三島由紀夫の短編小説「月澹荘綺譚」に登場する大澤侯爵を表す。エンディングに控える大作への導入部というイメージの小品。

11)月澹荘綺譚

アルバムの最後を飾るのは10分に及ぶ大作、「月澹荘綺譚(げったんそうきたん)」である。ほぼピンク・フ〇イドの「狂ったダイ〇モンド」と「〇ッグ」を足して二で割ったような感じという、どこからどう聴いても〇ンク・フロイドにしか聴こえないのであるが、全体を通すと火曜サスペンス劇場のエンディングみたいなイメージになっているという実に不思議な曲である。

後藤マスヒロのドラムは、あくまでも後藤サウンドなんだけれども、随所にタメのあるニック・メイスンばりの音が散らばっていて思わずニヤリとしてしまう。一方、宮嶋のキーボードはどう聴いてもリック・ライトだし、高木のギターに至ってはデイブ・ギルモアそのものである(フレーズも)。ピンク・フロイ〇のコンテンツって、結構分かりやすいポイントがあるなあ、というのを改めて感じた。高木大地のベストテイクと本人が豪語している泣きのギターを充分に堪能していただきたい。

ところが、そこに乗っかる稲益宏美のボーカルが、岩崎宏美みたいなんだよね。だから火曜サスペンス劇場になってしまうのだ。これは凄い。金属恵比須というバンドが如何なるアレンジを行おうとも、自らの個性を主張出来ている証拠ではないだろうか。部分的に切り取って聴くとピンク・〇ロイドなんだけれども、全体を通すと金属恵比須の芯がしっかり入っている。こういう音作りが彼らの真骨頂と言えるのかもしれない。原曲が余程好きで、楽曲を全分解して再構築しないと、このような構成にはならない。必ず盗んだアレンジに引っ張られてしまうものだ。

全編を通して、いわゆるプログレ臭が(表面的には)比較的薄い分、最後に全部詰め込みました的なイメージで、プログレファン大満足の一曲となっている。ライブアンケートでも1位になったとの事。

もし、この曲が気に入ったら、是非、山口百恵の「マホガニー・モーニング」という曲も聴いていただきたい。こっちもしっかりピン〇・フロイドしています。

以上、全11曲に渡る超大作である。掛け値なしで、金属恵比須の最高傑作と言ってよいのではないかと思う。視聴用、保存用、布教用に3枚買うべし!



https://amzn.to/2PjrZJd

 
| 【音楽】 | 20:57 | comments(0)
イエーイ、カドカワに出ちゃったぜ。
というわけで、本日公開。
金属恵比須のリーダー、高木大地と小説家、伊東潤との対談が、何とカドカワの文芸情報サイト、カドブンに掲載されてしまったのでした!

インタビューアーはイープラスでの金属恵比須のライブレビューでもお馴染み、深見ススム君。そして撮影は何と私だ!

まさか天下のカドカワ様のサイトに私の写真が載るとはねえ。

伊東先生と高木君の対談も、情報たっぷりでとても面白いです。

金属恵比須の新譜は8月29日発売!!伊東先生の本とカップリングされた特別バージョンもあります。皆さん買ってください。

記事はこちらから

https://kadobun.jp/talks/78/08a28d96








読んでから聴くか、聴いてから読むか?!

 
| 【音楽】 | 13:44 | comments(0)
真空パック

最近のトレンドワードに「真空パック」というのがあった。

真空パックで検索して、ここに辿り着いちゃっても、頭の悪いヒステリー弁護士の話とかAVの話とかじゃないんで、そういうの期待してる人はお帰り下さい。

しかし、真空パック アダルトビデオで画像検索したら、さすがに私でもメシが不味くなるような画像が出てきて、何を好き好んでこんな検索したのかと思う。

真空パックの話であった。

食品に真空パックを利用したのは、崎陽軒のシウマイが元祖である。
なんていうトリビアみたいな話でもない。

真空パックのジャケット写真と言えば、僕ら世代にはコレ。




シーナ&ロケッツのセカンドアルバム。タイトルは文字通り「真空パック」

この事件があったので、久々に聴いてみた。発表当時、私は高校生で、鮎川誠のサンハウスは良く知っていたけれど、高校生にはシーナさんはちょっと濃すぎて、独特の歌唱法もいまひとつで、正直、そんなに入れ込んだバンドでは無かった。

まあ、石野真子とか大場久美子とかに入れ込むよね、当時の普通の高校生なら。

サンハウスのボーカルを女性に変えただけのラインナップで、歌詞なんかサンハウスの菊(柴山俊之)が作詞している曲も多く、まさにサンハウスそのものなんであるが、YMOの全面協力を得ているので、チープなテクノパンクみたいな音作りになっている。この傾向は、次作の「チャンネル・グー」にも引き継がれており、YMOファンなら、この2作は隠れ必聴アルバムと思う。

出世作になった「ユー・メイ・ドリーム」が一番有名だが、むしろこれは異質かもしれない。

オリジナルナンバーの「センチメンタル・フール」や「LAZY CRAZY BLUES」もカッコイイが、カバー曲が多いのが、このアルバムの特徴。

オープニングの「BATMAN THEME」は、いわゆるバットマンのテーマソングで、THE JAMも演奏していたが、それとはかなり異なるアレンジ。

「オマエガホシイ」はイギー・ポップの「I Feel Alright」のカバー。オリジナルはストゥージーズの曲だが、ダムドやハノイ・ロックス、GBHなんかもカバーしているパンクの定番曲。英語の曲に日本語歌詞を載せると大抵ダサくなるもんだが、シーナ&ロケッツのカバーはとても似合っている。「レモンティ」なんかもいいよね。

「I Got You ,I Feel Good」はジェームス・ブラウンのカバーなんだが、ギターを中心としたシンプルな音作りで、軽快なパンクソングになっているのが素晴らしい。

「YOU REALLY GOT ME」はキンクスのナンバー。丁度同じくらいにヴァン・ヘイレンがカバーして一躍有名になった。ヴァン・ヘイレンほどヘビーではないが、シーナの歌声が妙にマッチしている。この時代で、ここまで英語の歌詞を身に着けていたのかと思うと、妙に新鮮に聴けた。

「RADIO JUNK」はYMOのライブで有名になった曲。本作でもボーカルは高橋ユキヒロなので、まるっきりYMOの曲だ。ただ、シーナのバックコーラスが矢野顕子とは一味違った感じで、そこがシーナ&ロケッツの矜持たる部分なのであろう。ギターも鮎川節だ。まー、鮎川さんはYMOのサポートもしてたからね。

ラストの「ROKET FACTORY」は、これまたYMOで使われた曲。ほぼコンピューターと坂本龍一のキーボード演奏のみで構成されていて、アルバムからは完全に浮いている(笑)

シナロケのアルバムというより、半分YMOみたいなアルバムで、そこがまた面白い。

35年ぶりくらいに全部通して聴いたが、そんなに色あせていないのが素晴らしい。

ジャケットは、真似すると危険という事で、普通のピンナップに差し替えになったが、オリジナルデザインで紙ジャケット版が発売されていたのは知らなかった。

これを機会に70年代後半のジャパニーズロックとかニューウェーブ系を聴きなおそうかなと思った矢先にホルガー・シューカイが死んじゃったよ!!まずはそっちからだな。



 

| 【音楽】 | 09:59 | comments(0)
キング・クリムゾン ビートを再評価したりする。
最近の通勤愛聴盤は、キング・クリムゾンのビートである。(ついでにスリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアのA面まで)

80年代の再結成クリムゾンの2枚目。ロバート・フリップ自ら、これと3枚目のスリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアは、契約上作っただけの不要なアルバムとdisったくらいであるが、個人的には多岐に渡るクリムゾンのアルバムの中でもトップ4に位置するくらい好きなアルバムになってしまった。

ちなみに一位がディシプリン、二位が太陽と戦慄、三位がレッドね。四位にビートが来て、五位にアイランドっていうと、如何に私が偏屈で個性的なクリムゾンファンかお分かりいただけるだろう。

この時代のキング・クリムゾンは、エイドリアン・ブリューの主張が強くて、「キング・クリムゾンがトーキング・ヘッズ化した」などと言われ、プログレファンからは暗黒期とか呼ばれていて実に評判が悪い。

その後、長い冷却期間の後、90年代半ばにミニアルバム「ヴルーム」を引っ提げて、ダブルトリオという編成で再々結成され、以後、ヌーヴォ・メタルと呼ばれるヘビーなサウンドを主体として、微妙にメンバー構成を変えつつ現在に至っている。

この時期、世の中はベストヒットUSA全盛期で、周囲にプログレを聴いてる人なんて殆ど居なかった時代である。クリムゾン再結成の直後に出てきたエイジアもイエスも、プログレというよりは産業ロックの流れだった。

パンクが衰退し、セックス・ピストルズはPILに変貌。ジャムもスタイル・カウンシルというお洒落バンドになってしまった。産業ロック以外では、オルタナティブ系や、ニューウェイヴとかニューロマンティックとかファンカラティーナとか、そんなムーブメントが出てきた時代だった。プログレ系で生き残っていたのはジェネシスとピンク・フロイドくらいのもので、そのジェネシスも産業ロック系の音にシフトしてしまった。

そんな時に、いきなりキング・クリムゾン再結成だったのである。しかも美形メンバーはおらず、おっさんだらけ。まあ、売れませんわな。評価が高かったのは、本国イギリスと日本だけだったんじゃないかなあ?

ディシプリンは、ニューウェイヴ的でありながらも曲の構成や編成などにかなり凝った印象があり、このアルバムはいわゆるクリムゾンファンの間でも評価が高いが、続くビートは、プログレファンからすこぶる評判が悪かった。

今聴いてみると、かなりポップでキャッチーなナンバーに、お得意のポリリズムと中近東系のサウンドが加わって、独特な印象を受ける。クラブミュージックとか、ダンスミュージックとして捉えると、結構イケる感じがするね。まあ、プログレマニアが好きなサウンドとは正反対の音ですな。だから良いとも言えるんだけれど。

ファンの評価が低い理由として、「新しい試みが見えない」という点を挙げている人が多い。その意味では「ポセイドンのめざめ」に近い立ち位置のアルバムとも言える。が、ディシプリンよりポップなビート指向になっていて、聴き込んでいくと意外にハマるのだった。少なくともダブルトリオ期のスラックよりも繰り返し聴ける。スラックは聴いてて飽きるんだよなあ。

Heartbeatや Neuroticaは、ダブルトリオ期でも演奏されていたから、それほどクズなアルバムでは無かったよね。
ラストのRequiemは、ギター弾き足りないフリップ翁がやりたい放題って感じで、アルバム全体からは浮きまくっているので、そこは感心しないけれども、続けて3枚目の「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア」のA面まで通しで聴くと、良い箸休めになる。

「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア」のB面が、退屈なインダストリアルノイズ(当時流行ってた)をふんだんに使ったサウンドコラージュと、インプロビゼーション主体の3曲と「太陽と戦慄パート3」という、プログレマニアに媚びを売ってる感じが個人的に全然ダメなのだが(そこを絶賛している人も多いです。友達にしたくないw)、ビートと、3枚目のA面までの流れは、今聴いていて、かなり心地よい。

来日公演があったのも手伝ってか、当時のメディアはビートよりもスリー・オブを高く評価している人が多くて、ロッキン・オンとかで絶賛していたんだけれど、私などは、逆にそういう部分で白けてしまったような気がする。

惜しむらくは、エイドリアン・ブリューの作曲センスの無さか、同じようなフレーズや構成の曲が多いことなのだが、逆にそこをグルーヴと捉えると、ポリリズムの中にうねるようなボーカルが響いてきて、今更ながら感心した。

この後、クリムゾンは一旦解散したのち、10年という長い冷却期間を経て、ダブルトリオという編成で重厚な音作りにシフトしていくのだが、既存のプログレファンを切ってでも、ビートの流れで進んで欲しかったなあと、今更ながら思ってしまうのであった。

ダブルトリオ時代はビートルズっぽいコード展開があったりして、トーキングヘッズからXTCになっちゃった感があり、10年待たされてこれかよ!と思った記憶がある。もう、キング・クリムゾンの曲は全部、「太陽と戦慄パート〇〇」でいいんじゃないのー?とdisったりしたくらい、自分の中ではダブルトリオ期の評価は低い。

これじゃあ、世間一般のクリムゾンファンとは話が合わないよね。

| 【音楽】 | 10:05 | comments(2)
金属恵比須のメロトロン万歳!
昨日3月25日(土)、新宿ALTA6階のHMVで、金属恵比須によるメロトロン演奏会が開催されました。

アルタの6FにHMVがあったなんて知りませんでしたよ。準備中に新着中古CDの棚を見ていたのですが、ちょっと欲しすぎるのが幾つか。金欠なので自重しましたが、これはヤバいですね(笑)

今回は、メロトロン中心のイベントなので、構成はご覧のとおり。ほとんどフォークバンドか人間椅子倶楽部のノリです。



メンバーは、メロトロン解説&演奏:宮嶋健一、司会&ギター、ベースペダル:高木大地、ギター:栗谷秀貴、ギター&動画撮影:後藤マスヒロ、ボーカル:稲益宏美というメンバー。

マスヒロさんに動画撮らせてギター弾かせるけどドラムは無しという超贅沢な使い方!



宮嶋君はメロトロンの解説と演奏だけでなく、テープユニットの入れ替えというマグロ解体ショーみたいな事も。この、レアな楽器を間近で見ることの出来た人たちはかなりラッキーではないでしょうか?



セットアップ後のチューニングで少しトラブル。本体側のメンテナンスの問題だったようですが、むしろハプニングも楽しんで貰えたような感じ?



今回は、新譜予約をすると体験演奏が出来るというオマケつきでした!宮嶋君の指導のもと、初めてメロトロンに触るかたばかり。みなさん緊張と興奮が凄かったようですが、ご満足頂けたでしょうか。



また、このような機会を企画しようという話も出ていますので、今回見ることの出来なかったかたも、次回にご期待下さい。

なお、次の金属恵比須のライブは、吉祥寺のシルバーエレファントでのツーマンライブになります。4月15日です。こちらもかなり予約が入っているようですので、お早めに。チケットはシルバーエレファントで直接お買い求め下さい。

終了後、反省会を兼ねて二次会。少し盛り上がりすぎました(笑)


| 【音楽】 | 13:18 | comments(0)
ボブ・ディランとわたくし
ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞してしまい、にわかファンとか半可通が大騒ぎしていて辟易してるんですが、まあ、びっくりしましたね。

私くらいの世代だと、ボブ・ディランという人は、ちょっと前の人という印象で、ビートルズとかエルビス・プレスリー、ベンチャーズなんかと同列な感じです。ですから、直接の影響みたいなものは殆ど受けていません。フォークソングの人という印象が強くて、ロックの人という感じじゃ無かったですしね。そういう意味でもびっくりしました。

78年に来日して、武道館8日ぶっ通しというライブをやったくらいなので、ビートルズか、それ以上の人だったのは間違いないと思いますが、まるで興味がありませんでした。

その前後に、ザ・バンドという大層な名前のバンドの解散コンサートを映像化した「ラスト・ワルツ」という映画(マーティン・スコセッシ監督)が上映されて、どっちかというとスコセッシ監督目当てで(前年、タクシードライバーで大評判になった)見に行ったのを覚えています。

そこで、マディー・ウォーターズと出会い、シカゴ・ブルースに傾倒していくんですが、ディランは最後に出てきて「アイ・シャル・ビー・リリースト」の大合唱という、その後のバンドエイドみたいなので必ず出てくる定番曲を作った小汚いおっさん(失礼)というイメージしかありませんでした。歌も上手くないしねえ。

その他で目立ってたのは、コカインでブッ飛んでたニール・ヤングくらいなもの。だから余計にディランに良い印象がありません。

ボブ・ディランで記憶しているのは、その、初来日ライブの評がFMレコパルだったかFMファンだったかミュージック・マガジンだったか忘れましたけど、見事に真っ二つに分かれていたのが印象的だったくらい。「アレンジが全然違う!」と激怒していた人と、「これぞディランの真骨頂」みたいな書き方の人がいて、面白いなと思った程度のことです。

以前も書きましたけれど、洋楽の歌詞に意味を見出したことが無いので、ノーベル文学賞とか言われても、ハイそうですか、という程度の感想しか持てません。

何たって、「夜通しロックンロール、毎日宴会」とか「湖水の上には煙がモクモク。空には火花がパッチパチ」みたいな歌詞の曲しか聴いてませんでしたからねえ。(それにしてもディープパープルの歌詞は日本語訳すると酷いw)

まあ、個人的に洋楽の歌詞から影響を受けた作者と言えば、後にも先にもピート・シンフィールドくらいのものなので、ディランの歌詞を評価するなどという烏滸がましい事は出来ません。

そして、ディランと言えば、わたし的にはワタナベイビーとユウヒのホフ・ディランのほうが好きなくらいなので、本当にすいません。

でも、調べてみると、ボブ・ディランの曲は意外と聞いているようです。本人のものは皆無ですが、

「アイ・シャル・ビー・リリースト」は、トム・ロビンソン・バンドとかバンドエイドとか
「ミスター・タンブリンマン」は、バーズ
「風に吹かれて」はピーター・ポール&マリーとか南沙織(笑)
「天国への扉」はエリック・クラプトン
「マスターピース」はグレイトフル・デッド
「時代は変わる」はジョーン・バエズとかブラックモアズ・ナイト(笑)
「ライク・ア・ローリングストーン」はジミ・ヘン他多数。

いやいや、意外と聞いてるもんですなあ。やっぱり凄いんだね。
| 【音楽】 | 09:54 | comments(0)
レコードコレクターズ11月号に…

今日は鬼の霍乱で有給休暇。
昼過ぎまでぐっすり寝てようやく回復したので、ごそごそと起きだしてみると郵便物が届いている。

封を開けてみると、出てきたのはレコードコレクターズ11月号。


デッカ時代のローリングストーンズ特集だ。みんな若いねえ。でも、どんなに若い時の写真を見てもチャーリー・ワッツは年上にしかみえない。

ストーンズは、やっぱりブライアン・ジョーンズが居た頃のデッカ時代が大好きなのだ。
が、そのためにこの本が来たのではない。

大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録。



あれっ、見たことある人じゃん。そう、今回は、金属恵比須の宮嶋君の登場なのだ。

そして、左上には何やら見たことのある写真が。



なんと記名入りで拙作を使って頂きました!ありがとうございました。

皆さん是非買ってね!
レコード・コレクターズ 2016年 11 月号
B01LBFWS2A

***

しかし、これはやばい本だなー。

昨年のキング・クリムゾンの来日ライブ演奏を収録した、ラディカル・アクションが10月26日発売!
ラディカル・アクション~ライヴ・イン・ジャパン+モア(Blu-ray Disc+2DVD付)
キング・クリムゾン

ドリー・パートン、エミール・ハリス、リンダ・ロンシュタットのトリオが送るコンプリート・トリオ・コレクションなんて知らなかったよ!
ザ・コンプリート・トリオ・コレクション
エミルー・ハリス,リンダ・ロンシュタット ドリー・パートン ドリー・パートン リンダ・ロンシュタット エミルー・ハリス

ラモーンズの激情、40thアニヴァーサリーエディション!!高い!!(笑)
ラモーンズの激情【40th アニヴァーサリー・エディション】
ラモーンズ
B01HSFOYY2

ジェフ・ベック、ワイアードのマルチ・ハイブリッド・エディションは11月2日発売!!
ワイアード-SACDマルチ・ハイブリッド・エディション-(紙ジャケット仕様)(完全生産限定盤)
ジェフ・ベック
B01KWUYAYY

そんなにお金無いよ!!

 

| 【音楽】 | 17:07 | comments(0)
MONOマガジンに掲載!
我らが金属恵比須のリーダー、高木大地君が再びモノマガジンに!
今回は、国産ギター弾き比べという事で、いつものスタジオで何種類かのギターを弾き比べるという特集に出演。



国産ギターと言えば僕らが70年代ビンテージのジャスト世代なんだけど、フジゲンだのトーカイだのといったブランドは後付けに過ぎない。
憧れはやっぱりギブソン、フェンダーであり、それらのコピーモデルのグレコやトーカイを仕方なく使っていたという感じだった。
70年代国産ビンテージが見直されたのって、最近のことだよねえ?

国産オリジナルの嚆矢と言えば、サンタナが使っていたヤマハのSGとかバッド・カンパニーのミック・ラルフスが使っていたグレコのMRが代表的だったかな?
イバニーズ(現:アイバニーズ)のオリジナルモデルも、キッスのポール・スタンレーやチープ・トリックのリック・ニールセンが使ったりしていたが、印象的だったのはプレイヤーかなんかのインタビューで、ロイ・ブキャナンが、「日本のアイバネ(イバニーズ)は良いギターだ」と褒めていたことだった。外国人アーティストが日本製ギターを褒める記事なんか珍しかったから、。あの記事を読んで、イバニーズとかアリアプロを使ってみようかなと思ったのだった。

オリジナルギターといえば、ESPのカスタムモデルも代表的だけれど、あれは何故かヘビメタさん御用達みたいなイメージがあって、そういういかにもヘビメタなギターが多かったような気がする。リック・ニールセンが使っていた5ネックはハマー製だったけか。
そんな昔を思い出させる特集記事だったが、金属恵比須紹介のカットに私の写真が名前入りで採用されていて、ちょっと嬉しかった。



飯盛大名義で雑誌に掲載されるのは初めてである。金属恵比須さまさま。ありがとうございました。

 
| 【音楽】 | 20:10 | comments(0)
メロトロン実演会
話は前後するのですが、土曜日は新宿ディスクユニオンで、メロトロンの実演会がありました。

機材はディスクユニオンの社員の人の私物(笑)
ミュージシャンでもないのにメロトロン持ってるのが凄い。まあ、カメラ仲間のNさんも、弾けないのにチャップマン・スティック持ってたりするわけですが。

解説はストレンジ・デイズの岩本編集長。メロトロン実演は、金属恵比須の宮嶋君でした。

実物のメロトロンはライブステージで見たことはありますが、テープ交換のシーンとか、間近で中身を見るのは初めて。やっぱり実物はいいですねえ。

この日の様子と、先日のリハーサルの写真は、徐々に写真ブログのほうにアップしていきますので、お楽しみに。

 
| 【音楽】 | 13:41 | comments(0)
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