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間違ったサブカルで『マウンティング』してくるすべてのクズどもに

この本の著者のロマン優光という人の事は、名前は聞いた事があるのだが、どんな人だか全然知らなかった。私の友人の中にはサブカル界隈のかたが多いので、おそらく友達の友達くらいの距離にいるかたなのだと思うのだけれど、全く面識はない。

掟ポルシェ氏と共にロマンポルシェというバンドでディレイを担当しているという、何だか良く分からないミュージシャンの人のようである。ディレイ担当って何だ?ブライアン・イーノか?

掟ポルシェ氏は盟友の映画バカさんの自主製作映画に出演していたりするし、私の周囲でも良く耳にする名前なので、その特異なキャラクターとともに印象深いのであるが、ロマン優光氏については全くノーチェックであった。たまたま先日、マニタ書房の開店5周年記念にお邪魔した際に、来店していた方々の会話の中で「ロマン優光」の名前が出てきて、へえと思ったくらいである。

ロマン優光という字面から見ると、新宿末廣亭の昼の部の早い時間に、今時誰も驚かないような新聞紙の手品とかステッキが花になっちゃうやつとかを、つまらなそうに演じているピン芸人というイメージがあって、見た目も七三に分けてポマードをこってり塗った頭に丸眼鏡、カイゼル髭に上から下まで真っ白の燕尾服という出で立ちを連想してしまう。

ところで、偉そうなことを書いているのだけれど、私はごく普通のサラリーマンであって、たまたまコレクター仲間に、とみさわ昭仁さんとか映画バカさんのようなかたが居たおかげで、サブカル界隈の方々とも交流をするようになったのだが、基本的には飲み会でご一緒させて頂く飲み仲間の域を出ないので、え?あのひとが漫画家の○○さんだったの?!なんていうのを後で気が付いたりして、冷や汗をかくことが度々ある。一緒に楽しく飲むのが主題なので、その人がどんな職業なのかとか、まるで興味ないしね。

最近は、なかなか人の名前が覚えられないので、もしかしたらどっかの飲み会とかでお会いしていたかもしれないと思って、これを機会にロマンポルシェのPVを見て、ようやくロマン優光氏の外見を見たのだが、前述の冴えない手品師の印象は全くない小太りのオッサンであった。実際に、お会いしたことはないと思う。

wikiなどを読むとロマン優光の優光は、UWFの宮戸優光から取ったらしいのだが、中野でも安生でもなく宮戸っていうのが、とっても胡散臭くていいよね。

で、この本。

なかなか兆発的でヤバい感じのする本だが、内容はタイトルほど過激ではなかった。中森明夫と岡田斗司夫についてはクソ味噌に貶していたが、あとはそうでもないという印象。

私はどうもこのあたりの人たちの情報に疎くて、中森明夫の「おたくの研究」も話には聞いていたが、どんな内容のことが書いてあったかは、この本を読んで知ったくらいである。こりゃあ酷いね。ある友人が、「おたく」という言葉に今でも抵抗があるのは、「おたくの研究」の悪い影響と言っていたのを思い出した。我々世代の人間にとって「おたく」とは差別用語なのであるが、その代表的なものが中森の「おたくの研究」と言っていいのだろう。

岡田斗司夫はオタクとサブカルの分断に力を注いだらしいが、確かに一部のオタクと一部のサブカルは仲が悪いらしい。らしいというのは、話に聴くだけで実際そういう諍いを目にしたことが無いからなのだが、そのあたりも意識的に工作されてきた事なのだろうなあ。

まあ、その辺の、私の嫌いな人をバッサリ切っている所は確かに痛快で、それ以外にもロマン氏が気に入らないとしているサブカル周辺の有名人は、ことごとく私も気に入らなかったりしたので、その意味ではロマン氏に物凄い共感を抱いた。

唯一の違和感は「みうらじゅんはサブカルではない」としている部分なのだが、私のようなサブカル素人には、みうらじゅんこそサブカルの代表みたいなイメージがあるので、何を言っているのかさっぱり理解出来なかった。このように、サブカルというのは少しズレただけで、まったく話が通じなくなるんだなあ、という事は十分に理解できたので、おそらく100人いれば100通りのサブカルがあるという事なんだろう。それはとても面倒くさいことだ。

ところで、私は明らかに「オタク」気質のほうに分類されるわけだが、「サブカル」というのがどうにも定義出来なくて困っていた。色々な人によって色々な分類があり解釈があるのが「サブカル」らしいんだけど、この著書にある「町山智浩が作ってきたものとその周辺にあるもの」という定義はとても分かりやすかった。

この本にも書いてあるけれども、町山智浩氏の来歴というのはまさにサブカルチャーを地で行っていたんだなあ、というくらい色々なサブカル的なモノに首を突っ込んでいる印象があるんだが、一つも著書を読んでいない私は、最初に町山智浩氏と町田康(町蔵)氏を混同していたという事を告白しなければならない。ま、私のサブカル知識なんてそんなもんです。

その町山智浩に対しても、それなりに苦言を呈しているのだが、愛情が溢れていて、中森や岡田を貶すのとは明らかに一味も二味も違う文章になっているのが微笑ましくもある。が、それが行き過ぎて水道橋博士へのバッシングが多少きつめになっているような気がする点が残念だった。いい年こいたオッサン同士なんだから、片方だけを悪者にするのはね。いや、私も水道橋博士はかなり苦手なんで、内容には同意するけれども。

この本を読んで、サブカルというものの問題点が、かなり明らかになった。モヤモヤとしていた部分が随分晴れたように思う。しかし、それはロマン優光の眼を通してのサブカル論なので、別の人のサブカル論で気に入ったものがあれば、また印象が変わるのかもしれない。

しかし、幾つかのサブカル論を読んできて、ここまで私の感覚に近く、ある程度納得出来、同感出来る文章は初めて読んだ。大抵、根本的な部分で違和感があったりするんだよね。そういうモヤモヤ感が一切なかったという意味では、たぶん私の立ち位置はかなり著者に近いところに居るという事なのだろう。

これを機会に、私とサブカルについて少し考えてみたいなどと思っているのだが、twitterなどでサブカル方面の方々のツイートを読んでいると、いつもケンカばかりしていて剣呑な印象を受けたので、サブカルには近寄らないほうが良いだろうか。

とりあえず、岡田あーみんという人のマンガが面白そうなので、これだけは読んでみることにしよう。

間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書)
ロマン 優光
4864369836

| 【本】 | 12:59 | comments(0)
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