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エンジニアの地位
昨日、こんなブログの記事を読んだ。

ソニー株式会社を退職しました。

http://anond.hatelabo.jp/20170403094257


まあ、ソニーに限らず、大抵の日本のメーカーは似たり寄ったりと思う。
弊社でも、昇進するのは営業職ばかりで、技術職の人間は、なかなか上の地位には立てない。
専門職というカテゴリーがあり、資格的には部課長と同等だが、部下を持たず現場業務で実務をこなす仕事を行うタイプの人が相当するが、そういった一芸に秀でた人間は「変わり者」扱いで、出世コースに乗ることはない。

勿論、出世だけが全てではない。が、ある程度出世しないと権力を持つことが出来ない。権力が無いと何もできないに等しいのがサラリーマンの世界である。そこが難しい。

メーカーは商品を作ってナンボの世界である。だから、そういうものを企画開発出来るエンジニアこそが財産であり、会社もそのように公言しているが、実態は大きく乖離しているのが実情だ。

優秀な商品アイデアを作っても、それを上司にプレゼンテーションする能力がないと、それが商品化されることはない。良いアイデアを具体化するには一人だけの力では無理で、パートナーが必要になる。アイデアを考える人、それを具体化する人、それを宣伝する人、それを売る人。会社はその四味一体で成り立っているわけだが、実は会社の中においても、その四つの役割を持つ人間がチームを組んで具体化していかねばならないのだ。そのパートナーが見つからないなら、自分ひとりで全てをこなさなければならない。その努力をするか、パートナーを見つけようと考えているエンジニアは希少だ。

自分の考えた商品を製品化するには、社内営業力、コミュニケーション能力が必要とされるのだが、多くのエンジニアはそれを持ち合わせていない。ごく稀に、折衝能力のあるアイデアマンが居て、そういう人の考えることはそこそこ具体化できる。だが、それが必ず売れるとは限らないというのが難しいところだ。

多くの日本の企業に於いて、出世するのはおおむね営業職で、コミュニケーション能力に長けている人が多い。当然、営業成績が良くなければならないが、その営業が出世したおかげで、その時売れた商品を開発したエンジニアも同時に評価され、地位が上がる、という事がある。

しかしこの場合、評価されたエンジニアが必ずしも優秀な人材とは限らない。たまたま一つだけ作った商品がバカ当たりし、それによって地位が向上してしまうと、後で悲劇が訪れることになる。

その人が、コンスタントにヒットを飛ばす商品を開発出来るアベレージヒッターならばよいが、ホームランも打つけど三振王、併殺王という場合もあって、たまたまその年はホームランを量産して地位を上げたけれど、以後ホームランばかり狙うようになって三振を多発するようなケースが多くなってしまう。そういう人が上に立った組織は悲惨だ。

一方で、エンジニアの中にも、能力は無いがゴマスリは得意という人たちもいる。そういう人は上司の覚えも良いので出世しやすい。他人の功績を自分のものにしてしまうタイプの人も居て、そういう自力の無い人が上司になっていて困っているエンジニアも多いと思う。結局、声のデカい奴やコバンザメ体質の人間が主体で動いてしまうと、そういう事になり兼ねない。そして、日本の多くの企業はそういう構造体になっている。

本来、メーカーというのは、営業部門と技術部門は完全に独立しているべきであり、それぞれの理論に従って組織構築していく必要があるが、なかなかそれが出来ていない。だがそれは、営業が強いという事ではなく、技術者がダメだ、という事に技術者本人が気づいていないという事の場合がとても多い。

技術者の甘えは、そのように会社の中での自分の地位を上げる努力というのは一切行わず、そういう事は自分の仕事ではなくて、いつか誰かが認めてくれるに違いないと思っている人が物凄く多いという事にある。

勿論、そのような慧眼を持った経営者がいる会社もあるが、それは中小零細企業の話だ。大企業の場合、如何に優秀な経営者がいたとしても、なかなかそこまで目が届かないものだ。だから経営層に自分の存在を気づかせる努力が必要なのだが、そういう事を積極的に行える技術者はとても少ない。

それはある意味、会社におもねる事にもなるし、上司に覚えのいい部下というのは、ゴマすりタイプだったりコバンザメだったりして、プライドを持った技術者としては一番嫌うタイプの行動であり人間である。
能力はあるが、他人にアピールすることが物凄く下手な人が多く、それで損をしている技術者はとても多い。だが、大企業に勤めてエンジニアとして生きていくのであれば、それは最低限必要な能力である。それは決して特殊な能力ではなく、誰でも一定のレベルに達する事が出来るはずのものだ。だが、ほとんどのエンジニアは、それが出来ないか、そういう事を軽視する傾向にある。

そういう事が嫌で独立や転職をする人もいるが、独立した途端に、要求される能力は対外交渉力だ。転職だって、自己表現力が備わっていないと求める地位を獲得することは出来ないだろう。結局は同じこと。それに気づかないエンジニアの如何に多いことか。

だから益々自分の殻に閉じこもって、誰かが見つけてくれるのを待っているしかないのだが、今の世の中、それではなかなか自分の地位は向上しないのだった。
| 【TEXTSTYLE】 | 09:56 | comments(0)
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