2018.03.08 Thursday
ぼくらの時代 栗本薫電子書籍全集3
2009年に亡くなった栗本薫の未発表原稿「ぼくらの事情」が発見され、電子書籍全集に収録されるというニュースを見て、早速購入してみたのが本書である。
栗本薫と言えば、グインサーガや伊集院大介などのキイワードが思い出されるSF&ミステリ作家で、速筆であり、膨大な著作が残されている事でも有名である。
彼女の書いたグインサーガは130巻に上り、死後2名の作家が引き継いで現在も刊行され続けている大河ファンタジー小説だ。
その130巻を再版するとなると、仮に1巻あたり4千冊刷ったとしても52万部になってしまう。そこまでの在庫を一気に抱える体力は、今の出版社には無いし、これらのシリーズが紙で再販される機会は、残念ながらもう無いのかもしれない。
だからこその電子化であり、この手の多作な著者の作品を電子化して再版するのは、それなりの意味があるのではないかと思った。もっとも、この全集にはグインサーガシリーズは収録されないようだ。別途、ハヤカワ書房で電子化されるのだろうか。ぜひ電子化して欲しいものである。
で、「ぼくらシリーズ」である。
1978年の江戸川乱歩賞を最年少で受賞した処女作「ぼくらの時代」を筆頭に、「ぼくらの気持」「ぼくらの世界」の三部作。筆者と同姓同名の主人公「栗本薫」がストーリーテラー兼名探偵として活躍する物語だ。
筆者の栗本薫は女性であるが、主人公の栗本薫クンは男性である。このような形の著作は今まで読んだことが無かった。
約35年ぶりくらいに再読して思い出したのは、ああ、ミステリ作家としての栗本薫、特にぼくらシリーズって嫌いだったなあ(苦笑)、という事だった。
グインサーガや伊集院大介シリーズは好きなのだけれども、ぼくらシリーズとは相性が悪かった。まあ、この人に限らず、その作者の著作全てが好きっていう事はないのでね。推理作家で全作品が好きっていうのは仁木悦子くらいのものだ。
※以下、ネタバレを含むので要注意。
「ぼくらの時代」で感じた違和感は、主人公を含めた若い男3人が、連続女子高生自殺を許容してしまったという点に尽きる。初めて読んだ当時高校2年生くらいだった私は、どんな理由があっても、女子高生の自殺を補助するような行動を、若い男が取るだろうか?という疑問を感じたものだった。
男なんだから、喩え好きでも嫌いでもない女の子だったとしても、これから自殺をしようとしている少女を止めるどころか、それを補助するような行動に出るなんてことがあるはずがない。と、若き日の私は思ってしまったのだ。
結局、栗本薫(作者)は女だから、男の感情なんで分からないんだろう、と、妙な反感を持ってしまったものである。
今になってみれば、多少無理があるとはいえ、そういう事がある可能性は否定しないが、男3人寄ってたかって、全員が全員そうなるというのは、やはり不自然なイメージがある。
第二作「ぼくらの気持」は、主人公が惚れた少女が殺人犯の共犯の悪女だったという、今ならかなりステレオタイプな設定で、久々に再読した今回(内容はすっかり忘れていた)、あー、この子犯人なんだろうな、と思わせる書き方が随所にあったりして、最後まで読んで、やっぱりなあと思ってしまった。明らかに犯人であることを示しているのに、何で惚れるかねえ?という冷静な考えしか出て来なかった。年を取るって嫌だねえ。
だが、若かったころ、この設定にも嫌悪感しか感じなかった。惚れた女が犯人って、やるせなさ過ぎる。しかも悪女。同情の余地もない悪女。うわー、こういう冷徹な設定をしちゃうのも作者が女だからなんだろうな、と思っていた。
第三作「ぼくらの世界」は、エラリー・クイーンの著名な作品のトリックを応用した、ミステリファンには嬉しい設定になっていて、これだけは比較的楽しく読めた。ただ、こっちの頭が古くなってしまっていて、Yの悲劇なんて10回くらい読み直しているはずなのに、トリックの内容を覚えていないという始末。まったく、年は取りたくないもんだね。
小説の中に、その時代の風俗とか流行を取り入れてしまうと、後になって陳腐化するのだが、栗本薫の著作には割とそういう部分が多くて、今回も音楽を取り入れるくだりで、70年代の古い曲ばかりが出てきてしまい(仕方ないことだけど)、そこがダサいと感じてしまった。
いやまあ、彼女の音楽趣味って自分とは合わないので、ダサいと思ってたのは昔からなんだけれども。ダサいっていうか、こっぱずかしいっていう感じ。この本を〇〇という曲に捧げるとかさ、恥ずかしくて書けませんよそういうの。
未発表原稿の「ぼくらの事情」は、ほんの導入部だけしかなく、肩透かしを食わされたイメージもあるが、これが何故没となって第二作「ぼくらの気持」に変わっていったのか、という点については永遠の謎になってしまった。そこがちょっと残念であった。
この全集には、名探偵栗本薫が登場する、ぼくらシリーズ以外の長編作品も2作品収録してある。
「猫目石」は、その栗本探偵と、もう一人彼女が生み出した名探偵、伊集院大介の両ヒーローが登場する作品だ。
ぼくらシリーズに比べて、伊集院大介もののほうが好感度が高い本格推理小説なのであるが、この作品は視点が栗本薫になっているので、どちらかといえば「ぼくらシリーズ」に近いものになっている。しかもまた、性懲りもなく主人公は胡散臭い少女に惚れてしまって、悲劇の最期を迎えてしまうのである。筆者には多分に、自分の創作したキャラクターを虐めるのに快感を得る性格のようで、探偵の栗本君も、伊集院大介も、グインサーガの主要メンバーも、ことごとく酷い目に遭っている。まあ、40年近く栗本さんの書く主人公イジメ作品と付き合ってきたので、最近では慣れましたけどね。
トリックに重点を置いているタイプの作品ではないので、そこは大目に見るとしても、双子のトリックはちょっと卑怯かな、と思ってしまったのを思い出した。ヒントは随所に書かれているのだけれども、私は双子トリックは嫌いなので、今回も、まるで同じ感想であった。
「怒りをこめてふりかえれ」は、事実上の栗本探偵シリーズの最終作。本作だけは、主人公が酷い目に遭うのは変わりないが、ハッピーエンドになっている。こちらにも伊集院大介が登場。
内容は、マスコミに対する徹底的なバッシングになっていて面白い。筆者自ら、不倫の果てに略奪結婚みたいな事になっているので、自分自身の経験や怒りが相当反映されているように思う。まあ、これが出版された当時のいわゆる「フラッシュ、フライデー」に代表されるパパラッチ的な過激報道には、それを見ていた我々ですら、被害者に同情を禁じ得ないものであった。今の文春砲どころの騒ぎではなかったからね。その辺りの体質は、今でも全然変わっていないのかもしれない。
結果的に、この作品が一番面白くて個人的な共感も高いが、推理小説としての出来はもう一つ、という不思議な話になっている。筆者が書きたかった事は、過剰なマスコミへの批判であって、それを推理小説の体で書いたという事なのだと思う。
と、ここまで書いてきて、著者の享年が、ちょうど今の私の年齢とイコールであることに気が付いた。
生き急ぎ過ぎたのであろうなあ。もう少し色々抑えて、地道にグインサーガシリーズだけ書いていれば、こんなに早死にすることは無かったのではないかと思ってしまう。返す返すも残念でならない。
なんか文句ばっかり書いている文章になってしまったが、一番長くリアルタイムで付き合った作家のひとりなので、こればっかりは仕方ない。特に死んじゃったからね、恨みつらみを書くしかないという感じだ。
栗本さんとは、ニフティの天狼パティオで少しだけやり取りをしたことがあるんだが、あそこ、ROMってる常連さんの視線を物凄く感じるという不思議なSNSで、何だか物凄く居心地が悪くて早々に逃げ出してしまった。単なるSNSというか、掲示板なのに、他の参加者の視線を感じるという恐怖体験を味わったのは、後にも先にも天狼パティオだけであった。
だってねえ、会員制のSNSで、新人なのに、誰もチョッカイ出してこないんですよ。明らかに様子見している。その中で栗本さん(中島さんと言うべきか?)だけが、おっそろしいスピードでレスをガンガン付けてくれた。だから基本的に私と彼女の会話だけがツリーになっていて、そこに誰か絡んできても良さそうなのに全くそれがない。
それが怖かったね。なかなか面白い体験ではあったけれども。もしかしたら、そういうのがそのパティオの礼儀だったのかもしれない。ツリー主と栗本さん以外の余計な発言はしない、みたいな感じ?いや、他のツリーはそんな感じじゃなかったけどなあ。もう20年以上も前の話だ。
そんな事を思い出した。良い買い物であった。
***
電子書籍というモノについては懐疑的であったが、本書を読んでみて、手軽に複数の本を時系列的に並べて続けて読める、という新しい接し方をする事が出来、意外とこのスタイルも悪くないんじゃないだろうかと思い始めている。
栗本薫と言えば、グインサーガや伊集院大介などのキイワードが思い出されるSF&ミステリ作家で、速筆であり、膨大な著作が残されている事でも有名である。
彼女の書いたグインサーガは130巻に上り、死後2名の作家が引き継いで現在も刊行され続けている大河ファンタジー小説だ。
その130巻を再版するとなると、仮に1巻あたり4千冊刷ったとしても52万部になってしまう。そこまでの在庫を一気に抱える体力は、今の出版社には無いし、これらのシリーズが紙で再販される機会は、残念ながらもう無いのかもしれない。
だからこその電子化であり、この手の多作な著者の作品を電子化して再版するのは、それなりの意味があるのではないかと思った。もっとも、この全集にはグインサーガシリーズは収録されないようだ。別途、ハヤカワ書房で電子化されるのだろうか。ぜひ電子化して欲しいものである。
で、「ぼくらシリーズ」である。
1978年の江戸川乱歩賞を最年少で受賞した処女作「ぼくらの時代」を筆頭に、「ぼくらの気持」「ぼくらの世界」の三部作。筆者と同姓同名の主人公「栗本薫」がストーリーテラー兼名探偵として活躍する物語だ。
筆者の栗本薫は女性であるが、主人公の栗本薫クンは男性である。このような形の著作は今まで読んだことが無かった。
約35年ぶりくらいに再読して思い出したのは、ああ、ミステリ作家としての栗本薫、特にぼくらシリーズって嫌いだったなあ(苦笑)、という事だった。
グインサーガや伊集院大介シリーズは好きなのだけれども、ぼくらシリーズとは相性が悪かった。まあ、この人に限らず、その作者の著作全てが好きっていう事はないのでね。推理作家で全作品が好きっていうのは仁木悦子くらいのものだ。
※以下、ネタバレを含むので要注意。
「ぼくらの時代」で感じた違和感は、主人公を含めた若い男3人が、連続女子高生自殺を許容してしまったという点に尽きる。初めて読んだ当時高校2年生くらいだった私は、どんな理由があっても、女子高生の自殺を補助するような行動を、若い男が取るだろうか?という疑問を感じたものだった。
男なんだから、喩え好きでも嫌いでもない女の子だったとしても、これから自殺をしようとしている少女を止めるどころか、それを補助するような行動に出るなんてことがあるはずがない。と、若き日の私は思ってしまったのだ。
結局、栗本薫(作者)は女だから、男の感情なんで分からないんだろう、と、妙な反感を持ってしまったものである。
今になってみれば、多少無理があるとはいえ、そういう事がある可能性は否定しないが、男3人寄ってたかって、全員が全員そうなるというのは、やはり不自然なイメージがある。
第二作「ぼくらの気持」は、主人公が惚れた少女が殺人犯の共犯の悪女だったという、今ならかなりステレオタイプな設定で、久々に再読した今回(内容はすっかり忘れていた)、あー、この子犯人なんだろうな、と思わせる書き方が随所にあったりして、最後まで読んで、やっぱりなあと思ってしまった。明らかに犯人であることを示しているのに、何で惚れるかねえ?という冷静な考えしか出て来なかった。年を取るって嫌だねえ。
だが、若かったころ、この設定にも嫌悪感しか感じなかった。惚れた女が犯人って、やるせなさ過ぎる。しかも悪女。同情の余地もない悪女。うわー、こういう冷徹な設定をしちゃうのも作者が女だからなんだろうな、と思っていた。
第三作「ぼくらの世界」は、エラリー・クイーンの著名な作品のトリックを応用した、ミステリファンには嬉しい設定になっていて、これだけは比較的楽しく読めた。ただ、こっちの頭が古くなってしまっていて、Yの悲劇なんて10回くらい読み直しているはずなのに、トリックの内容を覚えていないという始末。まったく、年は取りたくないもんだね。
小説の中に、その時代の風俗とか流行を取り入れてしまうと、後になって陳腐化するのだが、栗本薫の著作には割とそういう部分が多くて、今回も音楽を取り入れるくだりで、70年代の古い曲ばかりが出てきてしまい(仕方ないことだけど)、そこがダサいと感じてしまった。
いやまあ、彼女の音楽趣味って自分とは合わないので、ダサいと思ってたのは昔からなんだけれども。ダサいっていうか、こっぱずかしいっていう感じ。この本を〇〇という曲に捧げるとかさ、恥ずかしくて書けませんよそういうの。
未発表原稿の「ぼくらの事情」は、ほんの導入部だけしかなく、肩透かしを食わされたイメージもあるが、これが何故没となって第二作「ぼくらの気持」に変わっていったのか、という点については永遠の謎になってしまった。そこがちょっと残念であった。
この全集には、名探偵栗本薫が登場する、ぼくらシリーズ以外の長編作品も2作品収録してある。
「猫目石」は、その栗本探偵と、もう一人彼女が生み出した名探偵、伊集院大介の両ヒーローが登場する作品だ。
ぼくらシリーズに比べて、伊集院大介もののほうが好感度が高い本格推理小説なのであるが、この作品は視点が栗本薫になっているので、どちらかといえば「ぼくらシリーズ」に近いものになっている。しかもまた、性懲りもなく主人公は胡散臭い少女に惚れてしまって、悲劇の最期を迎えてしまうのである。筆者には多分に、自分の創作したキャラクターを虐めるのに快感を得る性格のようで、探偵の栗本君も、伊集院大介も、グインサーガの主要メンバーも、ことごとく酷い目に遭っている。まあ、40年近く栗本さんの書く主人公イジメ作品と付き合ってきたので、最近では慣れましたけどね。
トリックに重点を置いているタイプの作品ではないので、そこは大目に見るとしても、双子のトリックはちょっと卑怯かな、と思ってしまったのを思い出した。ヒントは随所に書かれているのだけれども、私は双子トリックは嫌いなので、今回も、まるで同じ感想であった。
「怒りをこめてふりかえれ」は、事実上の栗本探偵シリーズの最終作。本作だけは、主人公が酷い目に遭うのは変わりないが、ハッピーエンドになっている。こちらにも伊集院大介が登場。
内容は、マスコミに対する徹底的なバッシングになっていて面白い。筆者自ら、不倫の果てに略奪結婚みたいな事になっているので、自分自身の経験や怒りが相当反映されているように思う。まあ、これが出版された当時のいわゆる「フラッシュ、フライデー」に代表されるパパラッチ的な過激報道には、それを見ていた我々ですら、被害者に同情を禁じ得ないものであった。今の文春砲どころの騒ぎではなかったからね。その辺りの体質は、今でも全然変わっていないのかもしれない。
結果的に、この作品が一番面白くて個人的な共感も高いが、推理小説としての出来はもう一つ、という不思議な話になっている。筆者が書きたかった事は、過剰なマスコミへの批判であって、それを推理小説の体で書いたという事なのだと思う。
と、ここまで書いてきて、著者の享年が、ちょうど今の私の年齢とイコールであることに気が付いた。
生き急ぎ過ぎたのであろうなあ。もう少し色々抑えて、地道にグインサーガシリーズだけ書いていれば、こんなに早死にすることは無かったのではないかと思ってしまう。返す返すも残念でならない。
なんか文句ばっかり書いている文章になってしまったが、一番長くリアルタイムで付き合った作家のひとりなので、こればっかりは仕方ない。特に死んじゃったからね、恨みつらみを書くしかないという感じだ。
栗本さんとは、ニフティの天狼パティオで少しだけやり取りをしたことがあるんだが、あそこ、ROMってる常連さんの視線を物凄く感じるという不思議なSNSで、何だか物凄く居心地が悪くて早々に逃げ出してしまった。単なるSNSというか、掲示板なのに、他の参加者の視線を感じるという恐怖体験を味わったのは、後にも先にも天狼パティオだけであった。
だってねえ、会員制のSNSで、新人なのに、誰もチョッカイ出してこないんですよ。明らかに様子見している。その中で栗本さん(中島さんと言うべきか?)だけが、おっそろしいスピードでレスをガンガン付けてくれた。だから基本的に私と彼女の会話だけがツリーになっていて、そこに誰か絡んできても良さそうなのに全くそれがない。
それが怖かったね。なかなか面白い体験ではあったけれども。もしかしたら、そういうのがそのパティオの礼儀だったのかもしれない。ツリー主と栗本さん以外の余計な発言はしない、みたいな感じ?いや、他のツリーはそんな感じじゃなかったけどなあ。もう20年以上も前の話だ。
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