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藤田嗣治展

東京都美術館で開催中の藤田嗣治没後50周年展を見に行く。

フジタの絵は随分見てきたが、今回、初見の絵が多くて驚いた。

本邦初公開となる「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」を始め、ほぼ全時代のフジタの絵が網羅されている。中でもやはり「乳白色の下地」に描かれた様々な裸婦像、猫たちは勿論だが、圧倒的画力で迫る戦争画「アッツ島玉砕」「サイパン島同胞臣節を全うす」が凄かった。

藤田が戦争協力者として弾劾されたのは、日本美術会の書記長で共産党員だった内田巌によるものだが、それが原因で日本を捨てることになった。「アッツ島玉砕」を見て、誰が戦争協力者だ、などと思うだろうか。完全に嵌められたのであろう。酷い話だ。

日本を出てパリに行き、すぐに描かれたと思しき「カフェ」「美しいスペイン女」が印象的。「カフェ」のほうは、今回の展覧会のポスターになっているので目にした人も多いだろう。



これは展覧会の最後に飾られていた大きなポスター。ちょっと国生さゆりが入っている気がしないでもない。

「美しいスペイン女」のほうも既視感がある。こっちは整形前の深田恭子が入ってる感じ。そんな下世話な感想しか出てこないが、傑作なので是非見るべし。ちなみに深田恭子は整形前のほうが断然良いと思う。

晩年、フランスに帰化し、カトリックの洗礼を受けレオナール・フジタとなった。LEONARD、すなわちレオナルドである。著名なルネサンスの天才と同じ名前になって、どんな気持ちだっただろうか。そして絵画も宗教画が多くなっていく。

藤田嗣治が日本で再評価され、展覧会が多く開催されるようになったのは、頑なに所蔵品の公開を拒否していた君代夫人が2009年に亡くなってからの事のようだ。

圧倒的なフジタ展を見終えて東京駅へ。帰省客や観光客でごった返していた。相変らず危険なキャリーバッグをゴロゴロと転がして人にぶつかっても謝りもしない傍若無人な連中が多くて辟易する。

喧噪を避けて大丸の上階のレストラン街に行き、つな八で美味い天ぷらを食べて帰宅。稚鮎の天ぷらが絶妙であった。



胸鰭と腹鰭を立てて揚げてあるのは、精霊馬を意識してるんだろうか。



 

| 【絵画・芸術・演劇】 | 18:14 | comments(0)
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