クルクルちゃん TOPに戻る

Since 1997.1.1
CONTENTS

雀鉄BLOG
 軽便鉄道模型製作記


大盛飯
 金属恵比須御用達写真サイト


出張めし
 サラリーマンの昼飯日記

INPRESSIONS
 随時更新 

パチモン怪獣図鑑
 更新停止中 

大洋ホエールズ
 更新停止中 

MY BOOKMARKS
 2010/07/06 

CALENDER
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECENT COMMENT
イチオシ
qrcode
TEXT STYLE
<< 輝け!第1回 世界でいちばんイントロが長いカラオケ曲コンテスト | main | 艦これ日記(175) クリスマスギフトと冬イベ2019予想。 >>
日本最初のプラモデルの話

最近、某ブログの、日本最初のプラモデルの話を読んだ。色々理由はあるが、直リンクは貼らないでおく。おそらく検索すれば容易に辿り着けるであろう。

ドキュメンタリーとして、かなり秀逸な内容で、調査内容は必ず証拠や言質を取っており、想像で語っている部分が少ないのみならず、劇的な出会いもあり(多少盛ってる可能性はあるが)、読み物としても中々優れている。

wikiを書き換えたいくらいの内容なのであるが、個人ブログの内容は信憑性に欠けるとして、引用は許されない。ただ、読み出すと非常に長いので、ここで簡単に紹介させて貰いたい。

***

これまで、日本最初のプラモデルは「マルサン商会」の作った、「原子力潜水艦ノーチラス号」だと思われてきた。

しかし、実は、日本初のプラモデルを開発し、発売したのは株式会社日本プラスチックスであり、、その第一弾が、昭和31年10月頃に発売した「ゼロ戦」、第二弾がその翌年の昭和32年に発売した「原子力潜水艦ノーチラス号」だったというのである。

「ゼロ戦」の現物が残っておらず、日本プラスチックスという会社の存在が不明瞭だったため、この事実は長い間明らかにされていなかったようだ。

しかしながら、業界内部では事実として認知されていたようで、「日本模型新聞」に寄稿していた大阪の模型店店主、「火星人」さんが、その事実を早くから指摘していた。

筆者の調査により、日本プラスチックスという会社の存在を確認し、社長の浜田貞雄さんの存在、さらに、浜田さんのお兄さんの浜田亨さんがやっていた東京支店の存在と、その浜田亨さんのもう一つの会社、ハマライト研究所を突き止める。

ここで、「田宮模型の仕事」を穴のあくほど読んだ人なら、あっと言うに違いない。私はあっと叫んだ(笑)

田宮模型開始初期に、プラモデルが売れなくて窮地に陥った時、それを救ってくれたのが「ハマライト」という会社であった。「ハマライト」から借りた金型で作ったプラモデルで、タミヤは九死に一生を得ることが出来たのである。

そのハマライトが、日本初のプラモメーカー、日本プラスチックスの兄弟会社だったのだ!!

何という事実!何という偶然!これは凄い発見であった。

筆者はさらに日本プラスチックスの社長、浜田貞雄さんを追い、現在は甥が引き継いでいるというOS工業株式会社に辿り着く。

他方で、日本模型新聞に寄稿していた「火星人」さん、こと多田茂数さんにも辿り着いてしまう。
御年90歳の多田さんに巡り合い、「マルサン説を覆しなさい」と言われた筆者は、このブログを書き上げた、という事のようである。

劇的なのは、その数週間後、再度多田さんに連絡を取ろうとしたが電話が繋がらず、恐らく他界されたのではないかという事であった。運命的な出会いだったのだろう。

***

しかし、この手の話が好きな筆者としては、幾つかの異論を唱えたい。

まず、日本プラスチックスのゼロ戦は、本当に発売されたのか、という疑問だ。
実物が見つからず、仕入伝票のような証拠も見つからない今となっては、これを正とすることは現段階では難しい。

そして、マルサンのノーチラス号はレベルのコピー商品であり、純粋な国産プラモデルとしては、和工のダットサン1000とすべきと考えている。(和工は初期に流通ルートを持たずマルサンに委託していたので余計にややこしい話になっている)

この、和工のダットサンの出来が素晴らしいんですよ!!
私はやっぱりこれを嚆矢としたい、という思いがある。

その他、ニチモのソニー号(ベル47J)のほうが早かったのでは?という話もある。

実は非常にタイミングよく、「日本プラモデル六〇年史」という新書が発売されたばかりなのであった。その本には「日本最初のプラモデル」の話は、どう書かれているのだろうか。

三連休は、この本をじっくり読むことにしよう。




 

| 【模型・プラモデル】 | 14:06 | comments(0)
コメント
筆者だけにコメントしたい場合は、こちらへお願いします。











ご意見、ご要望は、こちらまで




雀坊堂関連サイト - ゆきうぇぶ


コレクションとカメラの雀坊堂