2018.12.29 Saturday
2018年下半期 今年見たアニメ
今年後半も結構アニメを見ました。まだ未完の作品もありますが、とりあえず評価しておきます。
・ゲゲゲの鬼太郎 6期 7点
氷川きよしの主題歌が非常に良い出来。内容も思ったほど悪くなかったんだが、目玉おやじの声がところどころ鬼太郎の声になっちゃうのがどうしても違和感あり。縁もゆかりもない人にやって欲しかったかな。色々言われていた猫娘だが、私は好印象。旧来の設定を逆手に取るなど、意欲的な脚本が多くて、そこは高評価であったが、逆にオリジナルストーリーの回が妙に説教臭かったりして、水木テイスト台無しだったので、そこだけ少し減点。
・宇宙よりも遠い場所 7点
南極を目指す女子高生の話。この手の女子高生アニメ好きだよねえ、私(笑)
普通のゆるふわ女子高生アニメとは一線を画す複雑な交友関係が面白かったが、少々設定がステレオタイプ過ぎた嫌いもある。初回から雑なシナリオだなーと思っていた部分が、途中で回収されたのには、なるほどと思ったが、ネタバレになるのでこれ以上は書かない。とにかく第5話まで見ること。あとラスト3話ね。それにしても意外と簡単に南極に行っちゃったので、拍子抜けしてちょっと減点。
・ひそねとまそたん 8点
ひょんなことから航空自衛隊所属のドラゴンに乗る破目になった新米女子自衛官と、彼女に操られるドラゴンの話。いろいろ無理がありすぎる設定だが面白かった。戦闘機に擬態するドラゴンというのは樋口監督の発想だそうだが、さすがはシン・ゴジラの監督だけのことはある。ラフな絵柄もユニークだった。決して良好とは言い難い人間関係など、結構キツい話が多いんだが、絵柄で救われた感じ。あと、何でエンディングテーマがフランス・ギャルなのか。
・からかい上手の高木さん 6点
女子から毎日のように、からかわれているという事は、自分に対して好意を持っているのだ、という事が分らない中学生男子の話。男はみんな馬鹿だよね。この年代の男子は幼稚だからなあ。高木さんに妙な媚びが無いのが良い。オデコ好きなので高木さん好みのタイプw
・若おかみは小学生(テレビ版)8点
劇場版が大人気になったが、おっさん一人で見に行く勇気はないのでテレビ版のDVDを借りて見た。要するに小学生版の「細うで繁盛記」なワケだが、子供向けなので根っからの悪人みたいな人がおらず、おっこは常に前向きだし、しかも10分アニメなので気楽に見ることが出来た。テレビ版は映画版に比べてライトな作りだそうだが、それでも充分泣けるので、こんなの絶対劇場では見られませんな。ナレーションが能登さんなので1点オマケw
・ヒナまつり 5点
未来から来た少女ヒナと面倒見のいいヤクザ新田が繰り広げるギャグアニメのはずなのだが、脇役のキャラが立ちすぎていて、しかもそっちのほうが面白いという微妙な作品であった。妙に教訓めいたストーリーが多くて、もう少し破天荒でも良かったのではないかと思う。
・かくりよの宿飯 5点
少女マンガ系妖怪ものは幾つか見ているのだが、どうしても夏目友人帳の影響を感じてしまう。特に本作は、祖父の生前の悪行に翻弄される孫という基本プロットが完全に夏目友人帳と一緒で、余計にそれを感じてしまった。話自体は面白かったのだが、2クールは多少冗長的過ぎたか。
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン 9点
代筆屋という地味な仕事をテーマにした物語だが、主人公が美少女っていうだけで何だか華やかな雰囲気になってしまう。人情モノなんだけれども、主人公は兵器として育てられて、人の感覚に疎く、そのギャップがトラブルを生むが、逆に功を奏すこともあるという、ある意味ピノッキオなんかに通じる物語。これも教訓めいた話が多いが、それをカバーする美しい風景と丁寧に描かれたキャラクターの姿がとても良かった。でも、主人公が14歳っていう設定は若すぎないか?18歳くらいの設定だったら満点だった。惜しい。
・ゴールデンカムイ(2期) 10点
よくアニメに出来たなあ!それだけで10点満点。マンガを忠実にトレースしていて、アニメ的改変が全くなく、それが素晴らしかった。
・リズと青い鳥 10点
「響け!ユーフォニアム」のスピンアウト作品。オーボエ担当の鎧塚みぞれとフルート担当の傘木希美の物語。素晴らしい音楽と映像。内容は、本編を知らない人には少し理解しにくいかもしれないが、それを割り引いても日本のアニメがここまで来た事に感動した。本編とは異なるラフな絵柄と淡い配色、映像のカット、キャラクターの動き、構図なども良かった。リズと少女の声優が、フィギュアスケートの本田望結の一人二役と知ってびっくり。凄い才能。
・GUNSLINGER GIRL 8点
体に様々な障害を負った孤児の少女に機械の体を与えて殺し屋として使用するという物語。2003年のアニメだが、絵の古さを差し引けば、今でも充分に通用する話になっている。美少女を殺し屋にするのは悪趣味であるなどの批評もあったようだが、美少女だからこその冷徹さってものがあるんじゃないかねぇ。銃器、自動車など、CGの無い時代に、かなり正確にメカ描写しているのが好感度大であった。原作者がイチゴーハチハチの相田裕でビックリした。
・GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 2点
期待しながら見た第二期だったが、冒頭から目が点になってしまった。絵がまるで変わってしまって大減点。何も分かってない感。こんな萌え絵見たくねえよ。原作者が第1期を気に入らずに介入して作ったらしいが、シナリオも声優もグダグダで全く良いところ無し。発表当時、原作者は原作読めと揶揄されたそうだが、むべなるかな。
・ゲゲゲの鬼太郎 6期 7点
氷川きよしの主題歌が非常に良い出来。内容も思ったほど悪くなかったんだが、目玉おやじの声がところどころ鬼太郎の声になっちゃうのがどうしても違和感あり。縁もゆかりもない人にやって欲しかったかな。色々言われていた猫娘だが、私は好印象。旧来の設定を逆手に取るなど、意欲的な脚本が多くて、そこは高評価であったが、逆にオリジナルストーリーの回が妙に説教臭かったりして、水木テイスト台無しだったので、そこだけ少し減点。
・宇宙よりも遠い場所 7点
南極を目指す女子高生の話。この手の女子高生アニメ好きだよねえ、私(笑)
普通のゆるふわ女子高生アニメとは一線を画す複雑な交友関係が面白かったが、少々設定がステレオタイプ過ぎた嫌いもある。初回から雑なシナリオだなーと思っていた部分が、途中で回収されたのには、なるほどと思ったが、ネタバレになるのでこれ以上は書かない。とにかく第5話まで見ること。あとラスト3話ね。それにしても意外と簡単に南極に行っちゃったので、拍子抜けしてちょっと減点。
・ひそねとまそたん 8点
ひょんなことから航空自衛隊所属のドラゴンに乗る破目になった新米女子自衛官と、彼女に操られるドラゴンの話。いろいろ無理がありすぎる設定だが面白かった。戦闘機に擬態するドラゴンというのは樋口監督の発想だそうだが、さすがはシン・ゴジラの監督だけのことはある。ラフな絵柄もユニークだった。決して良好とは言い難い人間関係など、結構キツい話が多いんだが、絵柄で救われた感じ。あと、何でエンディングテーマがフランス・ギャルなのか。
・からかい上手の高木さん 6点
女子から毎日のように、からかわれているという事は、自分に対して好意を持っているのだ、という事が分らない中学生男子の話。男はみんな馬鹿だよね。この年代の男子は幼稚だからなあ。高木さんに妙な媚びが無いのが良い。オデコ好きなので高木さん好みのタイプw
・若おかみは小学生(テレビ版)8点
劇場版が大人気になったが、おっさん一人で見に行く勇気はないのでテレビ版のDVDを借りて見た。要するに小学生版の「細うで繁盛記」なワケだが、子供向けなので根っからの悪人みたいな人がおらず、おっこは常に前向きだし、しかも10分アニメなので気楽に見ることが出来た。テレビ版は映画版に比べてライトな作りだそうだが、それでも充分泣けるので、こんなの絶対劇場では見られませんな。ナレーションが能登さんなので1点オマケw
・ヒナまつり 5点
未来から来た少女ヒナと面倒見のいいヤクザ新田が繰り広げるギャグアニメのはずなのだが、脇役のキャラが立ちすぎていて、しかもそっちのほうが面白いという微妙な作品であった。妙に教訓めいたストーリーが多くて、もう少し破天荒でも良かったのではないかと思う。
・かくりよの宿飯 5点
少女マンガ系妖怪ものは幾つか見ているのだが、どうしても夏目友人帳の影響を感じてしまう。特に本作は、祖父の生前の悪行に翻弄される孫という基本プロットが完全に夏目友人帳と一緒で、余計にそれを感じてしまった。話自体は面白かったのだが、2クールは多少冗長的過ぎたか。
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン 9点
代筆屋という地味な仕事をテーマにした物語だが、主人公が美少女っていうだけで何だか華やかな雰囲気になってしまう。人情モノなんだけれども、主人公は兵器として育てられて、人の感覚に疎く、そのギャップがトラブルを生むが、逆に功を奏すこともあるという、ある意味ピノッキオなんかに通じる物語。これも教訓めいた話が多いが、それをカバーする美しい風景と丁寧に描かれたキャラクターの姿がとても良かった。でも、主人公が14歳っていう設定は若すぎないか?18歳くらいの設定だったら満点だった。惜しい。
・ゴールデンカムイ(2期) 10点
よくアニメに出来たなあ!それだけで10点満点。マンガを忠実にトレースしていて、アニメ的改変が全くなく、それが素晴らしかった。
・リズと青い鳥 10点
「響け!ユーフォニアム」のスピンアウト作品。オーボエ担当の鎧塚みぞれとフルート担当の傘木希美の物語。素晴らしい音楽と映像。内容は、本編を知らない人には少し理解しにくいかもしれないが、それを割り引いても日本のアニメがここまで来た事に感動した。本編とは異なるラフな絵柄と淡い配色、映像のカット、キャラクターの動き、構図なども良かった。リズと少女の声優が、フィギュアスケートの本田望結の一人二役と知ってびっくり。凄い才能。
・GUNSLINGER GIRL 8点
体に様々な障害を負った孤児の少女に機械の体を与えて殺し屋として使用するという物語。2003年のアニメだが、絵の古さを差し引けば、今でも充分に通用する話になっている。美少女を殺し屋にするのは悪趣味であるなどの批評もあったようだが、美少女だからこその冷徹さってものがあるんじゃないかねぇ。銃器、自動車など、CGの無い時代に、かなり正確にメカ描写しているのが好感度大であった。原作者がイチゴーハチハチの相田裕でビックリした。
・GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 2点
期待しながら見た第二期だったが、冒頭から目が点になってしまった。絵がまるで変わってしまって大減点。何も分かってない感。こんな萌え絵見たくねえよ。原作者が第1期を気に入らずに介入して作ったらしいが、シナリオも声優もグダグダで全く良いところ無し。発表当時、原作者は原作読めと揶揄されたそうだが、むべなるかな。
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