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今更ですが、ヤマト2199を見て。

 ようやっと録画しておいた宇宙戦艦ヤマト2199の最終回を見た。
今更ながらという気もするが、簡単に感想を書いてみることにする。
以下、とてつもなくネタバレなので未見のかたは注意。

***

 以前もどこかで書いたような気がするが、オリジナルヤマトで一番気に入らないのが、森雪が死んで生き返るシーンである。生き返るのはまだいいが、何の理由づけもなく生き返ってしまうのは、子供心に「それってどうなのよ?」と、思わざるを得なかった。

 今回のヤマトも、基本的シナリオはオリジナル版を踏襲しているので、やっぱり森雪は死んで生き返るのだった。以前書いたようにイスカンダル人だったとか、ロボットだったとか、そういうギミックは無かった。

 なるほどね、コスモリバースシステムを使って人間を甦らせることも出来るっていう設定か。その決断をしたのは古代守の意識。そして、古代の意識を失って停止したコスモリバースシステムを再生したのは沖田艦長の意識で、それと同時に艦長は死ぬという流れだ。良く考えたなあ。これは破綻もなく、多くの制約の中で、現時点では最高の解釈ではないか。出渕裕恐るべし。全面降伏だ。これは前回の欠点を補って余りある素晴らしい結末だった。

 この設定の唯一のウィークポイントである、オカルティックなシナリオ(古代守の残存意識)を補完するために、ユリーシャを考案し、彼女の思考意識が館内を浮遊して岬百合亜に乗り移るという複線を敷いているんだな。ヤマトらしくないオカルティックな設定には、そういう裏があったのか。

 今回の2199で、唯一惜しい点を挙げるとするならば、それは尺の問題ではないだろうか。画期的なガミラスとの平和交渉の場をさらっと流したのは何とも残念。デスラーとの二度に渡る戦いも、書ききれていない感を強くした。あと6回は欲しかったところだ。13回あったら冗長的になりすぎる。なかなか難しいね。

 ネット上での感想を見ると、水着で遊ぶ回なんざカットして、そういうシーンをちゃんと描くべきだったなどという意見もあったが、私はあの水着シーンも結構重要だったように思う。あれで、本当に戦いが終わったんだなという気持ちが強くなったし、パフェに出会うガミラスのメルダの態度は、流石にちょいとやりすぎな感じがしたが、微笑ましいシーンでもあった。戦いが終われば、少女は普通の少女らしく生きるのだ。

 前にも書いたが、リメイクにはあまり良い印象を持たない私が、この作品を大きく評価するのは、BGMである。絵より、オリジナルを踏襲したBGMのほうが重要であるという事を大きく知らしめることが出来た功績は大きい。これが、まるで違うBGMだったら(後半の主題歌のように)、ここまで人気作品になりえたかどうか、疑問なところだ。

 なお、ヤマトは完全新作の映画が作られるそうであるが、それが続編なのか、もう一度リメイクするのかは全く知らされていない。個人的には、続編よりも、正編からスピンアウトしたサイドストーリーなんかのほうが面白いと思う。シュルツ一家の話とか、フラーケンに救われた藪のその後の話とか。

 ヤマトは、イスカンダルに行って帰ってくるまでの物語である。もう一度どっかに行くのはヤマトの話ではない。

 続編として、ちょっと嫌な感じがするのは、スターシャと原田真琴の腹の中に子がいることだ。それに古代進と森雪の子とか絡んで来たら、どこのスターウォーズだよ的な展開になってしまうが、まあそれは考えすぎかなあ?

 最後に、今回のキャラクターでは原田真琴がいい感じだったが、最後に加藤とくっついてしまったので、ワタシ的には意外にも新見薫が良かったと言っておこう。山本玲は、やりすぎだね。

| 【映画・テレビ】 | 17:48 | comments(0)
やっぱりクドカンとは相性悪かった。 〜あまちゃん終了に寄せて

  毎日適当に楽しみにしていた「あまちゃん」が終わって、私の周囲では腑抜けになっている人が多いのですが、そこまでハマらなかった私は、むしろ終わってスッキリした感じ。
 
 色々な人が色々な感想を述べているので、今更感はあるのですが、ふたつみっつほど、私なりの感想を書いておきます。

 やっぱり俺、クドカンとは相性悪いわ。

 ま、そういう事なんですけど。クドカンからは愛を感じないんだよなあ。あと、最後まで引っかかったのは、病院で騒ぐシーン。ああいう事を書いてしまうのはいかがなものか。誰かが潮騒のメモリーズが選挙応援するのは違反だなんて書いてたけど、そんなことより、もっとベースの話で、病院で大騒ぎしたり、あまちゃん自身、結構他人に失礼な物言いをしている所が多くて、そこがどうしても受け入れられませんでした。

 初期にNHKの公式サイトに載っていた、天野冬美−榊原郁恵のキャスティングが無くなってしまっていたのも謎です。春子、夏、アキと来て、冬がいないのは片手落ち。何があったのか知りませんが、冬美を書ききれなかったのだとしたら脚本としては失敗じゃないのかな?

 あまちゃんに於いて、色々評価されていたのはクドカンの仕事だけではなくて、NHKの大道具さんだったり小道具さんだったり、演出家の仕事のほうが大きかったりするのではないのかな?とも思います。ネットでは誤った拡散をしてしまいましたけど、正宗さんが乗ってたヒュンダイ製のタクシーなんて、数年前までは良く見かけたけど今は殆ど絶滅しているはず。そんな車をわざわざ見つけてくる労力!海女カフェイベントでの、弥生さんの美空ひばりみたいな衣装は、衣装さんの手作りで物凄く時間が掛かったのだとか。
 そういう裏話を聞けば聞くほど、このドラマを成功させたのは脚本家だけではないと言いたいんですが、世間はクドカン凄いに終始していて、そこがどうも気に入りませんね。

 震災の表現のしかたには痺れました。だからこそ、それ以後は蛇足だった感があります。GMTって結局何だったのか。収め切れなかった伏線も、脚本という視点で見たときには必ずしも良いものとは言えないんじゃないかなあ、と思います。

 能年玲奈という逸材を見出したのも、このドラマの成功の要因ですね。小泉今日子や、薬師丸ひろ子、古田新太も良かったけど、何と言っても能年玲奈、そして若春子役の有村佳純。この二人を見出したのは、とても大きかったと思います。能年ちゃんには、このまま延びて欲しいもんです。

| 【映画・テレビ】 | 12:17 | comments(0)
冷たい熱帯魚ぎょぎょぎょぎょ。

  全国のあまちゃんファンのみなさん、今日もあまちゃん見てますかー?
 東京編が始まって、三陸編に思い入れが深かった私は東京編つまんないだろうなーと思っていたんですが、さすがはクドカン、飽きさせませんねえ。でも、三陸編で上手い具合に発散されていたクドいギャグが、東京編では鼻につきます。俺の嫌いなクドカン脚本です。まあ、いいか。

 で、その三陸編に、人の良さそうな袖が浜漁協の組合長役で出演しているでんでんさん、観光協会会長で、北鉄のジオラマ作りをするなどちょっとオタクっぽい感じの菅原さん役で出演している吹越満さんが出演している映画、「冷たい熱帯魚」を見ました。

 見ました。

 視ました。

 みました。

 ミマシタ。

 うげげげげげ。

 ごごごごごご。

 おおおおおお。

 殺した死体を風呂場で鼻歌歌いながら切り刻む組合長が不気味すぎる!(あまちゃんのキャスト名で呼ぶなってば)

 当分、もつ焼き食いに行けない。

 あまちゃん大好きでハートフルな映画大好きな人は絶対みるなよ。みちゃダメだぞ。死ぬぞ。トラウマになるぞ。俺なんか寝る前にポータブルDVDで見ちゃったんだぞ。おかげで良く眠れなかったぞ(実は、そんなことはない)。

 園子温監督、同い年なんだよねえ。こういうえげつない映画撮るんだねえ。参ったわこれ。興味のある人は、まず、ググって内容を理解してからDVD借りてね。

 真面目に映画について一言添えておくと、最後が冗長的だったかな?菅原さんが組合長を刺し殺す所で終わりでも良かったと思う。(だからあまちゃんのキャスト名で言うなって)

 ※ラストについては、園子温監督も同じ発言をしているようです。

冷たい熱帯魚 [Blu-ray]
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| 【映画・テレビ】 | 09:16 | comments(0)
あまちゃんの暴力。

  NHKの朝ドラ、あまちゃんが人気のようである。
 朝の放送時間は、通勤電車の中なので、毎日見るわけにはいかない。たまに遅出の時に見たりすることはあるが、基本的には週末土曜日のBS放送をまとめ見している。
 朝ドラを録画して見るっていうのも何だか大げさな気がしてしまうし、特に「あまちゃん」は夜見るドラマではないと思うからだ。

 クドカン脚本とは基本的に相性が悪くて、何が面白いんだかさっぱり分からない作品が多いのだが、そのあざとさと、混沌とした雰囲気が、朝ドラに合うとは思いもしなかった。かなりの部分で、前作の悪いイメージからの脱却という意味も含めて、甘い採点になっている人が多いと思うが、あんまり深く考えずにげらげら笑える朝ドラというのは、やっぱり良い。

 主人公の天野アキ役の能年ちゃんが、とても表情が豊かで可愛らしく、そこもプラスの要素である。脇役もいい。

 だが、やはり世の中にはクドカン脚本と徹底的に相性が悪い人もいる。小泉今日子が嫌いという人もいる。朝ドラには興味ないという人もいれば、そもそもテレビがないという人もいる。

 そういう人が、あまちゃんについて語っている中に入ると、随分と肩身の狭い思いをするようだ。「何で見てないの?」と追求されてしまう。ダメなものはダメなのであって、わざわざ他人に説明するようなものでもないと思うが、嫌いだからというと、驚いたような顔をされるという。

 日本人ってのは、どうしてそういう思考回路になっちゃうんだろうね。迎合することを強要するっていうかさ、見ていないことを非難されてしまう。そんなの、個人の好き勝手でしょうに。

 第一、視聴率20%ってことは、単純計算で、5人に1人しか見ていない計算になる。つまりそれは世間一般的に少数派なのに、多数派であるような感じになってしまうのだなあ。そこが、暴力的でもあるということだ。

 私は今回のあまちゃんは、たまたま気に入って見ているが、以前の朝ドラで、カーネーションは見ていなかった。主役の尾野真千子と相性が悪かったからだが、その話をすると、みんな意外そうな顔をした。嫌いなものは嫌いなんだから仕方あるまい。尾野が悪いっていうより、河瀬直美が悪いんだけどさ。それについて多くは語らない。

 自分と尺度の合わない人を排斥するのは良くない。あまちゃんは面白いから見ろ!というのも良くない。「あまちゃん面白いよね?」「見てない」「ふーん」で済ませるべきだ。「何で見てないの?」余計なお世話だ。

 これこれこういう感じで面白いんだから、見てみなよ。というのはまだいい。何で見ないの?と詰問するような言い方は良くない。挙句の果てには変人扱いだ。変わってるのは自分のほうかもしれないのに、そんなことは、これっぽちも思わない。「あまちゃん」の人気が上がるにつれ、そういう考え方の人が増えているように思う。要注意だな。

 ところで、物語も中盤に入り、いよいよアキが東京へ行く話になっていきそうなイメージである。ちょっとだけ公式サイトから先読みすると、この後アキは上京してアイドルグループに参加するようだ。そうなっちゃうと、何だか詰まらないドラマになってしまうような気がする。北三陸だから良かったのにねえ。わざわざ東京でやんなくてもいいじゃん的な。

 今後も、一応まとめ見は続けていくつもりだけれど、果たしていつまで見ていられるかな?

| 【映画・テレビ】 | 14:52 | comments(4)
また、やっちまったなあ。パーフェクトブルー

 ※同名のアニメ作品が他にもありますが、ここでは宮部みゆきの小説と、その映像化作品についての話をしています。

 映画やテレビドラマの様々な制約を受け、既存小説を映像化することの難しさを感じることは多いが、とりわけ宮部作品の映像化に、その困難さが顕著に現れることが多い。

 語りたくもない、森田芳光の超駄作「模倣犯」を筆頭に、「ガメラ」の金子修介を監督に据えた「クロスファイア」も、出来はもうひとつであった。模倣犯は論外だが、クロスファイアはミスキャストなのがどうしても頂けない。そこは大人の事情なんだろうな、とは思いつつもも、折角の金子修介監督を活かしきれていないもどかしさを感じたものだ。責任の大半は脚本にあると思っているが、悪名高き横谷昌宏が参加してるからね。

 一方で、ほとんど脱帽ものの凄い作品に化けたと言えるのが、大林宣彦が監督をした、WOWOWのドラマWでの作品、「理由」だ。これは多少メタフィクション的解釈も加わっているが、大筋で原作との乖離が無く、さすがは大林(私自身は、大林監督を手放しでは評価していないが)と唸らせる出来であった。

 WOWOWのドラマWシリーズは、その初作品である「センセイの鞄」を筆頭に名作揃いで、宮部作品も「理由」のほかに、「長い長い殺人」「パーフェクトブルー」が製作されている。

 が、今回語るのは、そのドラマWで放送されたパーフェクトブルーのほうではない。昨年、TBSの月曜ドラマで放送された、瀧本美織主演の作品のほうだ。

 小説のドラマ化で一番やってはいけないことというのは何だろう。私は、脚本改変よりも、キャストの性別や年齢を変更することではないかと思う。そして、主人公のイメージは極力、小説に書かれているものを踏襲すべきだと思う。

 記憶に新しい駄作ドラマ「ビブリア古書堂の事件帖」では、イメージの全然異なる剛力彩芽を強引に主人公に据えたのが失敗だし、妹が弟に性転換していた時点で見る気が失せた。

 で、このTBS版パーフェクトブルーも、残念ながらその愚行をやらかしちまってるのだった。どうしてテレビって、こんなにダメなことを平気でやっちゃうのかねえ?

 原作では主人公の加代子は髪の長い女性で、その髪の毛を後ろで束ねて「しっぽ」のようにしている。そこは彼女の特徴のひとつなので、必ず再現させるべきなんだが、瀧本美織は見事なショートカットなのであった。ただ、性格的な部分とか大筋では原作のイメージを壊しているほどではないので、まあ、それは許せる。
 だが、加代子と糸子の親は、原作では父親なのに、ドラマ版は母親になってしまっている。
 仰天ですよ。母親!それはない。
 その他の調査員たちも全員女性だ。中年の調査員「ミミ」さんが根岸季衣演じる中年の女性調査員になっている時点で興ざめ。これじゃ「ミミ」の理由もへったくれもないじゃないか。

 内容的にも、小説の語り主になっている元警察犬のマサの設定がまるで活かせていない。もう少し、ポイントポイントでマサが「語ら」ないと、この作品の面白さは表現出来ないのに、そこが分かっていないというのは圧倒的に脚本家が悪い。折角、マサの声に船越栄一郎を当てているんだから、もっと上手く使わなくちゃ。

 そういう、宮部作品ならではの細かい設定を100%無視していては、面白い作品になろうはずがない。

 何の予備知識もなく、第一話を見て壮絶な違和感を感じた。こんな話だったっけ?

 久々に原作を取り出して読み返してみたが、原作は面白いね。おもわず引き込まれて短編集のほうは一気に読みきってしまった。さすがは宮部みゆき。
 ところが、第一話は、小説の短編集の1エピソードを下敷きにしているものの、内容はプロットを徹底的に改悪していて、これでは宮部みゆき原作の名が泣くというものだ。原作というより原案とすべきじゃないのかなあ?

 しかも、オリジナル脚本の回が、輪をかけて酷い。やたらとお涙頂戴的な泣かせ話に仕立ててあるだけで、物凄く不自然な話だったり、ご都合主義過ぎたり。これは続けて見る気にはならないなあ。テレビ放映時の視聴率は最高で9.2%、あとは7〜8%台をうろちょろしていたらしい。さもありなん。

 瀧本美織見たさに(笑)全編我慢して見たが、ゲストのキャスティングとか、決して悪くないのに全体的にダメなイメージが漂ってしまうのは、本当に脚本家と監督の責任なんだろうな。

 印象に残ったのは、タクシーの運転手の中年女性役を演じた愛華みれ。とても元宝塚のトップスターとは思えないオバサンっぷりに拍手。話はグダグダだったけどね。
 その他、利重剛、杉田かおる、横山めぐみなど、なかなか見せる配役をしているのに、そこが活かしきれていないのが本当に残念だった。

 しかし、宮部さんも懲りないでよく映像化させるもんだね。

 

宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー DVD-BOX
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| 【映画・テレビ】 | 11:01 | comments(2)
うちのホンカン

  昨日は、模型を作りながら溜まっているビデオ鑑賞。
 倉本聰原作、大滝秀治主演の「うちのホンカン」全6作中第5話までを一気に見る。
 倉本聰全盛期の作品のひとつで、大河ドラマ「勝海舟」直後、同時期に「前略おふくろ様」と、優れた作品を連続して排出していた時のものだ。

 東芝日曜劇場で半期〜1年に1作のペースで作られていた作品だが、日曜夜9時という時間帯は、裏番組に日テレ時代劇(子連れ狼など)、日曜洋画劇場などがあり、残念ながらリアルタイムで見た記憶がない。

 長い間、未見のドラマであったが、昨年、主演の大滝秀治さんが亡くなったのをきっかけにしてDVD化され、やっと見ることが出来た。

 倉本脚本らしく、北海道を舞台にしたドラマで、主演の大滝は駐在所の警官。その妻役に八千草薫、娘に仁科明子という配役であった。

 初回放送が1975年、それから半年〜年1作くらいのペースで作成されたが、1977年の第4作放映後に仁科明子が松方弘樹と結婚し引退、仁科の亭主役の室田日出男の覚せい剤不法所持事件などで中断。仁科、室田を外し、夫婦揃って別の地域に転勤という形で81年に2話が作成され、完結している。

 内容は、DVDを見て頂くとして、仰天してしまうのは、第一回放送時(1975年)に大滝さんは50歳であったという事だ。今の私より若いのである。愕然としちゃうね。
 八千草さんも第一回放送時はまだ44歳だ。二人とも、今の基準で見ると結構な中年なのだが、じっくり見てみると若いんだよな。

 「北の国から」シリーズにそのまま繋がっていく作品として、倉本ファン、大滝ファンならずとも一度は見て頂きたい作品である。



 

うちのホンカン [DVD]
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| 【映画・テレビ】 | 14:20 | comments(0)
「桐島、部活やめるってよ」を漸く見た。

  やっと見た。昨年、各方面で絶賛と、わけわかんねーの両極端な意見を排出した日本映画である。

 ほとんど語りつくされてしまっているので、今更私が感想を述べるまでもない。侍功夫氏の解説が一番わかりやすく、かつコメント欄も含めて中々素晴らしいのでリンクを貼っておく。 http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20120819

 俺も、名無しや通りすがりには、今後徹底的に不遜に扱うことにしようと思った。(そっちの感想かい!)

 とみさわ昭仁氏の感想も、かなりの部分で共感したので、リンクを貼っておこう。http://d.hatena.ne.jp/pontenna/20120914/p1

 バトミントン部の宮部実果(清水くるみ)がいいのは全く同感。リス顔なのがいいんだよ。東原かすみ(橋下愛)みたいな女が一番嫌だね。前田涼也の好意はある程度気付いていながら眼中にない感じ。ああ、嫌だ嫌だ。まだ沙奈(松岡茉優)のほうがマシ。こういう女いるよなーという意味では、ステレオタイプな感じがしないでもないが、こんな下らない女に引きずり回されてんじゃねえよ宏樹!という意味では、アンチリア充の反感を一身に集めるタイプで、そこがいい。梨紗(山本美月)は可愛いっていうだけで、中身が全然無い、薄っぺらい感じがして、まるで趣味じゃない。俺はこういう痩せ型女には何も感じないんだよ。高校生の癖に足細すぎるよ。女子高生の足は太いほうがいいに決まってるだろ?
 沢島亜矢(大後寿々花)は、付き合うと色々面倒くさそうな感じがするよなあ。ああいうタイプは注意したほうが良いだろう。役者の子が結構可愛らしいので、映画的には、そこが割を食っている感じ。後輩の詩織(藤井武美)はいいね。この子はいいと思うよ。俺的には宮部よりいいよ。何を言っているんだ俺は。

 中森明夫氏のレビューも秀逸であった。リンクを貼っておく。http://matome.naver.jp/odai/2134518604322114301

 でもね、ひとつ意見が異なるのは、これって立派な複合学園ドラマだと思うんだよね。勿論、いわゆるクラス一体となった青春学園ドラマなんてのは絵空事である。でもそれは、学園ドラマ全盛だった時代からそうだった。現実の学校は、今も昔もバラバラだった。ところが、学生ってのは、それでもどこか純粋な部分があるんだよ。体育祭とか文化祭とか、バラバラだったクラスがひとつに纏まる可能性は、おそらく今でもあるはずだ。
 そう考えると、この映画の中には、一見バラバラな出演者の中にも、実は精神的にリンクしている部分がいくつもある。そこを、まったく違う視点で、反応も対応も正反対に見せているところに、この作品の秀逸さがあるように思えた。そのリンクしている部分が、何かをきっかけにしてひとつの収束点になれば、このドラマはいきなり学園ドラマになりえると思うんだよね。そこは作者も捨てていない部分なんじゃないかなあ?

 この映画をみて、物凄く感じたことがある。(やっと本題)

 こいつらの30年後はどうなってるのかな?という事だ。

 今、まさに私がそのタイミングで生きているんだけれども、自分の高校時代の仲間に照らし合わせてみると、宏樹(東出昌大)や竜汰、友弘の「出来る帰宅部」タイプの奴って、意外と詰まらない人生を送っちゃってるんだよね。昔イケメンだった奴が、見るも無残な50代になっていたりするもんだ。高校時代にヒエラルキーの頂点に立ってしまうと、その後の伸びしろがなくなってしまう。いや、無くなっているわけじゃないんだけど、その伸びしろに気が付かない。そのまま大人になり、自分より遥かにデキル奴らと出会って当惑し、自分はそこまでの奴だと決め付けてしまうんだな。

 例えば、中学生くらいだと「勉強が出来てスポーツが出来るイケメン」って、4月や5月生まれが多かったりする。それは、単に成長が早いから有利なだけの話で、逆に、早生まれの子が割を食ってしまうのは仕方ないことなのだ。イケメンっていうのも、「勉強が出来てスポーツも得意」という事象に付随しているだけのことであって、決して「美少年」ということではない。だから、たかが高校生程度で、頂点に立ってしまった感(しかもたかが数百人程度の同級生しかいない狭い世界で)にのぼせてしまうと、その後、社会に出た時に悲惨な目に遭うことになる。勿論、勉強が出来てスポーツが出来るイケメンで、社会に出てもそのヒエラルキーの頂点を維持し続け、充実した人生を送る人もたくさんいることだろう。でもね、それこそ選ばれたごく一握りの人でしかない。

 この映画に出てこない桐島という人物は、ひょっとしたらそこに気付いたのではないか。だからこそ、部活を辞めたんじゃないだろうか。そんな気さえする。だとすれば、唯一桐島だけは伸びそうだ。最後のシーンで、桐島に電話をかけることが無ければ、宏樹にもそのチャンスはありそうな気がする。
 
 だからと言って、将来、決して涼也(神木竜之介)が成功しているとは言えない。将来はアカデミー賞監督ですか?と聞かれて、「それはない」と言い切ってしまう高校生に、将来の成功はあるだろうか。そこは、胸を張ってイエスと答えて欲しかった。その意味では、有名人と一緒になってる夢を見てしまう武文(前野朋哉)のほうに、明るい未来を感じてしまうのは、私の単なる思い入れにすぎないだろうか。

 そして、実は、30年後に物凄く充実した人生を送っている逸材は、この映画の背景程度にしか出てこなかった名無しのクラスメイトだったりする。その「充実」が何であるかは人によるだろう。仕事そのものかもそれないし、趣味かもしれない。家族かもしれない。でも、生きる目的が見つからず、何でもそこそここなせて、それゆえに毎日が面白くないと思っている宏樹タイプや、趣味の映画に一生懸命打ち込んでいるけれども、最終目標を遥か上に置いているわけでもない涼也タイプの人に、充実した未来は開けないだろう。
 そこが人生の面白さ、などと決め付けてはいけないね。

 最後に苦言をひとつだけ。桐島と思しき人物が屋上から飛び降りるシーン。私は自殺したのかと思った。あの描き方は無い。もう少し分かりやすい、別の方法でも良かったのではないだろうか。それとも桐島は死んだのだろうか。

 DVDは豪華2枚組みで何か色々入ってるらしい。宮部実果のスピンアウトドラマが入っているらしく、それは見てみたいんだが、例によってレンタルだと、そういうの全然見られないんだよねえ。買って見るまでのものでもないし、はてさてどうしたものか。


 

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]
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| 【映画・テレビ】 | 13:40 | comments(2)
黒部の太陽DVD化!!

  昨年、久々に全国で上映された幻の名画「黒部の太陽」がいよいよDVD化される。
上映時間196分という超大作で、三船プロダクションと石原プロモーションの共同制作。いわゆるオールスターキャストの走りともなった作品で、両プロに馴染みの深い俳優陣のほか、宇野重吉以下、劇団民藝が全面協力している。

 版権は石原プロモーションが所有しており、生前の石原裕次郎自身が「こういった作品は映画館の大迫力の画面・音声で見て欲しい」と言い残したという理由から、長年ソフト化されていなかった。

 長い上映時間が仇になり、短縮バージョン以外は再上映もほとんどされておらず、テレビでも短縮版を1回放送したきり(私はそれを見た)であった。

 昨年、44年ぶりに全国公開され、何ヶ所かで完全版が上映されたのだが、予定が合わず見逃していたのだった。

 それが、ようやくDVD化されるという。特別版には予告編や特製ブックレットを収録。もちろんブルーレイ版もある。石原裕次郎ファンならずとも、これは見るべし。

 

黒部の太陽 [特別版] [DVD]
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| 【映画・テレビ】 | 05:44 | comments(0)
エマニエル夫人と外国人女優とわたくし。
 エマニエル夫人で一世を風靡した、シルビア・クリステルさんが脳卒中で倒れたそうだ。癌にも罹っているようで、余命いくばくも無いらしい。
 エマニエル夫人といえば、俺ら世代にとっては合法的?ポルノの旗頭みたいな感じで、特に籐椅子に足を組んで座っている夫人の写真が中々扇情的であった。
 とはいうものの、私はエマニエル夫人には全く何の感情も持たなかった。そりゃあ、元気一杯の中学生だったから、女の人の裸を見ただけで興奮しちゃいましたよ。でもね、感じるものは無かったなあ。肉体的には反応するが、精神的に無反応という感じ。

 その後、テレビ東京かなんかで放送されて、オヤジが見ていたような記憶がおぼろげにあるんだが、そんなものを家庭で家族と一緒に見るなど言語道断だったので、テレビで見たことはない。後年、レンタルビデオで借りて見たが、やっぱりほとんど何にも感じなかった。
 まあ、その時は既に国産エロビデオがあったから、エマニエル夫人のハダカが見たいというより、太陽と戦慄パート2に似ているというBGMのほうが気になって借りたのだが。

 ああいう顔立ちがダメなんだという事に気付いたのは高校生になってからだろうか。丁度テレビでやっていた、チャーリーズエンジェルも全然ダメで、ああ、俺はこの手の外人の顔立ちが全然ダメなんだなあ、という事に改めて気付いたというわけである。そういえば、青い体験とか課外授業なんかのいわゆる筆下ろし映画の女優さんもダメだったなあ。ラウラ・アントネッリとか。同じ外国人でも、クリスチーナ・リンドバーグとかは、数少ないイケる女優さんであった。イザベル・アジャーニとか、ソフィ・マルソーとか、女優ではないが、フランス・ギャルもいいね。

 要するに単純に日本人が好きなんである。ごく普通の日本人顔がいいのだな。だから、シルビア・クリステルとか、ファラ・フォーセット・メジャースなんかみたいなFoxyLadyは全然性に合わない。チャーリーズエンジェルたちは本当にダメで、ケイト・ジャクソンもジャクリーン・スミスもシェリル・ラッドもダメだったなあ。まあ、お話自体は面白かったので見ていたけれど。

 唯一、洋物女優さんの中で大好きだったのはテリー・ガーという女優さんで、ヤング・フランケンシュタインとかトッツィーに出ていたので知っている人も多いだろう。トッツィーではアカデミー助演女優賞にもノミネートされているコメディエンヌである。彼女の最大の魅力を引き出したのは警部マクロードで、ニューヨーク市警本部のフィリス巡査という役どころであったが、脇役ながら伸び伸びとした演技が可愛らしかった。

 そういえば、エクソシストに出ていたリンダ・ブレアーも結構好きなほうだったな。ただ、後年デブデブに太って、ポルノ映画に出るようになってから、落ち目の天地真理的になってしまったのが残念でならない。

 リンダ・ブレアといえば、シルビア・クリステルと競演したレッド・ヒートという女囚もの映画があった。リンダ・ブレアのタレ乳が拝めるというのと、音楽がタンジェリンドリームだったのでレンタルビデオで借りて見た記憶があるんだが、内容的にはあんまり面白いものじゃなかったなあ、とか書いてみたらDVDが出てるじゃないの。リンダの乳に興味のある人は買うべし。でも、女囚ものっていえば、何と言っても東映の「女囚さそり」シリーズがいいよ。

レッドヒート [DVD]
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| 【映画・テレビ】 | 11:41 | comments(2)
The German

  わずか7万ユーロという制作費で自主制作された戦争映画、The German。
迫力あるオールCGと思われる空中戦の映像も凄いが、捻りのきいたストーリーもなかなかのもの。

 こういう人がもっと出てきて欲しいもんだね。

| 【映画・テレビ】 | 13:07 | comments(0)
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